CONTAX TVS II(コンタックス) - 中古カメラ・レンズ買取の専門店ファイブスターカメラ

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CONTAX Tシリーズのズーム搭載機であるTVSのマイナーチェンジ機として発売されました。ちなみにVSとVario Sonnarレンズの事で、TVS からの主な変更点としては、レンズキャップが廃され、自動開閉式のレンズバリアーが新設されたほか、TVSユーザーから、やや見えにくいとあまり評判のよくなかった液晶式ファインダーが取り外され、ファインダーが明るく見やすくなった点や、レンズ操作がより感覚的にダイレクトになった点などが挙げられます。
販売期間こそ約2年間と、TVSに比べるとやや短命ではありましたが、TVS IIIにバトンを渡す役割を確実に果たした1台と言えるでしょう。
ちなみに、あまり語られない特徴の一つとしてフィルム圧板の材質があります。触ると金属ではなく、冷たく硬い石のような感触のこの圧板はなんとセラミック製で、これは当時CONTAXブランドを名乗っていたのが京セラ＝京都セラミックスであることからです。ボディからメーカーの歴史もうかがい知れるという意味でも面白いカメラです。

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