コンパクトフィルムカメラ(銀塩)の注力商品(一例)
CONTAX T(コンタックス)
T3までの3機種が発売されているコンタックスTシリーズの最初の一台です。こちらの初代Tは後継機のT2、T3と異なり、珍しいマニュアルフォーカスのコンパクトカメラ…
Fujifilm NATURA CLASSICA(富士フイルム)
デジカメ全盛時代において、いまだ高い人気を誇る富士フイルムコンパクトフィルムカメラの名機です。暗めのシーンでもノンフラッシュで自然な雰囲気の写真が簡単に撮れる点…
Nikon 35Ti(ニコン)
ニコン28Tiと並ぶ、同社の高級銀塩コンパクトフィルムカメラです。 28Tiとの最も大きな違いは、外装色がチタンシルバーであること。この配色は名機コンタックス…
Fujifilm KLASSE S(富士フイルム)
高性能38mm f/2.8レンズを搭載した35mm高級コンパクトカメラです。焦点距離38mm f/2.8のレンズは高いシャープネスと豊かな階調再現性を持ち、「プ…
Leica Minilux Zoom(ライカ)
バリオエルマー35-70mm f/3.5-6.5搭載のコンパクトカメラです。 デートバックが付いています。日付入りで撮影出来るほか、ミニルックス同様に電気式レ…
RICOH GR1v(リコー)
GR1、GR1sの後継モデルとして、根強い人気を誇るコンパクトフィルムカメラです。 デジタルよりもその差が顕著に出やすかったフィルムコンパクトの世界において、…
Leica C1(ライカ)
35mmの最高峰・ライカ社が製造したコンパクトカメラです。レンズはズームタイプの名玉バリオエルマーを搭載。28~105mmをカバーするズーム領域は、スナップにも…
RICOH R1(リコー)
リコーのコンパクトフィルムカメラです。 「ワイシャツの胸ポケットに入る薄いカメラ」のコンセプトで開発され、巻き上げ側を限界まで薄くすることでパトローネ部分を除…
Fujifilm KLASSE(富士フイルム)
高品質アルミ合金製外装を採用した富士フイルムのコンパクトフィルムカメラです。 当時のコンパクトカメラとしては非常に珍しい横位置・両吊りのストラップを採用した他…
CONTAX T2(コンタックス)
高級コンパクトカメラの元祖として名高い名機です。先代機にあたるコンタックス TとこのT2の成功を目の当たりにした各メーカーがこぞって「高級コンパクトカメラ」とい…
コンパクトフィルムカメラ(銀塩)の買取注力品(一例)
細かな定義は無く、小型なカメラは総じてコンパクトカメラと呼称される。一眼レフカメラ・二眼レフカメラに対しビューファインダーカメラの通称として用いられることがある。安価な機種から好事家用の高級機まであり、中にはコンパクトと呼ぶには語弊がありそうな形状を持つものもあるが、弊社ではビューファインダー搭載のレンズ一体型でコンパクトな形状のものをコンパクトフィルムカメラと呼称します。扱いやすく被写界深度が比較的深めの画角(30 – 50mm程)である広角〜標準レンズを搭載しているものが一般的であったが、ズームレンズを搭載する機種が発売されて以降は、画角の範囲も拡大していった。1963年4月に後のコニカとなる小西六写真工業が、世界初の自動露出カメラ(AEカメラ)「コニカ AutoS」を発売し、シャッター速度と絞りの自動化が実現した。1977年11月30日に、同じく小西六写真工業が世界初のオートフォーカスカメラ「コニカ C35AF」を発売した。自動露出機構を搭載したAEカメラでもあり、AE・AFをともに備えることで世界で初めて自動撮影を実現させた画期的なカメラである。1980年代末期になると、全自動撮影が当たり前になり、コンパクトカメラにズームレンズが搭載されるようになった。当初は1.5〜2倍程度の倍率であったが、1990年代後半になると望遠側が150mm、200mmといった焦点距離を持つ機種も発売され各メーカーがしのぎを削り合った。望遠側の倍率を伸ばすこともさながら、広角側も拡張することで倍率を高める機種も出現するなど、多様な機種が市場を沸かせた。
高倍率ズームとは逆に、単焦点や低倍率ズームながらも高品位なレンズを搭載するコニカのビッグミニシリーズや京セラ/ヤシカ(CONTAX)のTシリーズ、リコーのRシリーズ、フジのTIARAシリーズなども登場するようになる。特にCONTAXのTシリーズが発端となり「高級コンパクトフィルムカメラ」というジャンルが一大ブームを巻き起こした。