コンパクトデジタルカメラの注力商品(一例)
Fujifilm X100(富士フイルム)
2011年に発売された、富士フイルムXシリーズの先駆けとなったハイエンドコンデジです。ハイブリッドビューファインダーという新機軸、往年のレンジファインダー機を彷…
Canon PowerShot G1-X(キヤノン)
2012年にキヤノンから「キヤノンコンパクト史上最高画質」として発売された、ハイエンドコンデジです。 「史上最高画質」と謳われた理由は従来よりも大きめの143…
Canon PowerShot G12(キヤノン)
キヤノンのコンパクト機種の最上位に位置するGシリーズの、最後のCCD搭載機です。高級感のある質感とやや大型なボディが特徴的。操作性の高いボタン・ダイヤル類や見や…
CASIO EXILIM PRO EX-F1 (カシオ)
600万画素のCMOSセンサーを搭載したコンデジです。 フル画素で最高60コマ/秒の高速連写が可能なほか、1,920×1,080ピクセル60field/秒のフ…
コンパクトデジタルカメラの買取注力品(一例)
デジタルカメラにおけるコンパクトカメラの名称はフィルム時代とは異なり、黎明期のレンズ固定式の小型機種でもそれなりの大きさを有していたため、現在でも大きさ如何にかかわらずレンズ固定式のカメラ全般に対し用いられるようになった。レンズ固定式のコンパクトカメラに対して、レンズ交換の可能なカメラは一眼カメラ等の名称で区別される。従って一部の大型のデジタルコンパクトカメラは、小型化が進んだミラーレス一眼カメラなどと体積の面での区分が曖昧になってきている。デジタルカメラにおいては、液晶ファインダーの搭載によって光学ファインダーの必須性は薄れるなどによって、従来のフィルムカメラのような光学面からのコンパクトカメラの区分が難しく、分類基準がレンズの脱着可不可ほどしかないことが理由として挙げられる。
デジタルコンパクトカメラのバリエーションは、フィルムという制約がなくなり、回転式レンズを備えたスイベル式の登場や縦に格納されるレンズ機構など、デザイン上での自由度が増え、フィルム時代にも増して提案されている。また小型モデルにおいては本体の縮小化も一層進み、より手軽に持ち歩く事が可能になった。映像素子は小型なものが用いられることが一般的で、1/3インチから2/3インチサイズが採用されることが多いが、最近では比較的大きな1/1.8インチサイズやAPS-Cサイズ、35mmフルサイズの大型センサーを搭載する機種も増えてきた。各社多数シリーズ展開をしているが、小型さを追求したコンパクトモデル、高画質を追求した上位モデル、よりマニュアル的な操作を可能にしたハイエンドモデル、デザイン性や高級感を重視したモデルなど、幅広いラインナップが展開されている。動画撮影が可能になったり、Wi-Fi機能を搭載し外部機器との連携が容易になったりと、年々機能は進化し続けていっている。近年登場したミラーレス一眼カメラがシェアを拡大しているほか、スマートフォンのカメラ性能向上により市場の浸食が始まっている。