TOPCON(トプコン)のジャンル別注力商品
TOPCON(トプコン) について
代表的なモデルはトプコンホースマンシリーズ。日本産初の本格的な多用途万能テクニカルカメラで、元は駒村商会の製品でその原型はPC-101。1955年にホフマンプレスとして発売されたが製造元のホフマン光学が倒産し駒村商会の一文字「駒」=「馬」=「Horse」の意からホースマンに名称を変更し島津製作所の協力でホースマン102に発展。東京光学はホースマン104から協力した。ホースマン104は警察鑑識用カメラとして駒村商会の主導で設計され一般向けには市販されなかったが、トプコンホースマンプレス960以降は東京光学の新規設計となり一般向けにも販売された。グラフレックス規格のフィルムホルダーにより6×9cm判、6×7cm判[2]になる。距離計連動カムを簡単に交換でき、外したカムはファインダー下に収納しておく場所がある。無限遠ストッパーはレンズシャッターセットレバーと同色のものを立てる。撮影用アダプターにより4×5inシートフィルムが使用できる。高い描画力を誇りコアな人気を博していたが、1981年に一般向けカメラ市場からは撤退している。その後のホースマンシリーズは駒村商会が引き継いだ。