Schneider(シュナイダー)のジャンル別注力商品
Schneider(シュナイダー) について
以前はドイツコダックのレチナシリーズなど普及版を含め多数のカメラにレンズ供給していたが、現在は主にプロフェッショナル向けレンズを製造している。代表的なものを挙げていくと、クラロン(Claron )は等倍撮影に最適化された近接用レンズ。CクラロンのCはコピーの意。DクラロンのDはドキュメンテーション(Dokumentations )の意でマイクロフィルム複写用。GクラロンのGはグラフィック(Grafik )の意で1/5-5倍までの撮影も可能。Gクラロンは前期型(2群6枚構成 ダゴールタイプ)と後期型(4群6枚構成 オルソメタータイプ)の2種類が存在する。双方ともに前群と後群が対称設計で主に接写撮影用であるが、実効イメージサークルがメーカー仕様より大きいこともあり、大判の一般撮影(特に8x10以上)にも多く活用される。コンポナー(Componar )は1914年から販売されており、後に普及版となった引伸用レンズ。現在はすでに全て製造中止されている。広角レンズについて以前は「逆望遠型がクルタゴン、対称型がアンギュロン」という使い分けがされていたが、最近では広角レンズは全てアンギュロンに統一されている。