Rodenstock(ローデンシュトック)の中古カメラ買取 - 中古カメラ・レンズ買取の専門店ファイブスターカメラのジャンル別注力商品
Rodenstock(ローデンシュトック) について
1877年、ヨーゼフ・ローデンシュトックが創業し、二代目アレキサンダー・ローデンシュトック、三代目ロルフ・ローデンシュトックを経て、現在四代目のランドルフ・ローデンシュトックがCEOである。カメラ販売を業務内容に入れたのは1926年。 第一次世界大戦後の大不況下で販路を拡大するために行った。もともとは精密機器メーカーとして眼鏡のフレームとレンズの製造を行っていた。1926年頃から1950年代に十数種のカメラを製造販売したが、自社では製造せず、ほとんどはウェルタ・カメラヴェルクを下請けとしたOEMである。現在は大判用レンズが主力である。ジナー純正のシナロン(Sinaron )はローデンシュトックが製造したOEM製品。またハッセルブラッドのアークボディ用レンズも製造している。
過去にはドイツコダックのレチナにレンズを供給し、またエクサクタ、M42(プラクチカ)、ライカ等汎用マウント向けに少数ながら交換レンズを供給していた。現在ライカ判用レンズは製造していない。
カール・ツァイス、シュナイダー・クロイツナッハと並んでドイツ三大レンズメーカーの一つであるが、創立以来ほとんど眼鏡とその関連商品のみで業績を拡げた。近年、フイルムカメラの衰退とともに写真現像引き伸ばし用のレンズの需要がなくなった。そのためニコンなどは特需ルートの業務用の品目(レイファクト・シリーズ)以外の一般向け商品の製造自体を止めてしまったが、ローデンシュトックは写真現像引き伸ばし用のレンズの超高解像力に着目し、ローデンシュトック・ライノス・スマートフォーカス・システムやローデンシュトック・モジュラーフォーカス・システムなどを考案し発表した。日本での製品販売は株式会社ケンコープロフェッショナルイメージングが行っている。