キャノンの最新ミラーレスカメラ「EOS-R」が登場!
2018/11/21
スマートフォンが登場してから写真の撮影や動画の撮影がより簡単にできるようになりました。スマートフォンの性能もどんどん向上し、日常なら何ら不自由ないレベルの撮影ができます。
しかし、本当に綺麗な写真を撮りたいのであれば、やはりカメラにはこだわるべきです。「コンパクトなカメラでハイクオリティな写真や動画を撮りたい!」そんな方におすすめしたいのがミラーレスカメラです。そのなかでも今回はキャノンの最新ミラーレスカメラ「EOS-R」についてご紹介します。
ミラーレス一眼とは
「そもそもミラーレス一眼ってなに?」という方もいるかと思います。ミラーレスカメラはコンパクトカメラや一眼レフと比較して、次のような特徴を持つカメラです。
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コンパクトなサイズ感
ミラーレスカメラは、本格的な一眼レフと比べ、本体のサイズが小さいのが特徴です。持ち歩いても邪魔にならず、手が小さい女性でも気軽に扱うことができます。 -
レンズは交換可能
ミラーレスカメラは、一眼レフと同様にレンズの交換を行うことができるので、様々なシチュエーションでの写真撮影に対応可能です。 -
ミラーがない
ミラーレスカメラは、その名の通りミラーを搭載しておらず、被写体を映像に変換し、電子ビューファインダー、もしくは液晶モニターに映し出しています。
本体内のミラーに写した景色を、光学ファインダーを通して見る一眼レフカメラとは、根本的に構造が異なるのです。
一眼レフのように画角内の被写体のそのままの姿を見ることはできませんが、撮影後の明るさや色味を事前に確認できるというメリットがあります。また、ミラーレスカメラが小型であるのも、ミラーが搭載されていないからです。
「EOS-R」は一眼レフ5D MarkⅣと並ぶ高画質を実現
「EOS-R」は3,030万画素のフルサイズセンサーを搭載しています。これは同じEOSシリーズのEOS 5D MarkⅣ(3,040万画素)に合わせた画素数で、高画質の撮影を実現しています。
解像度も6720×4480ピクセルで十分な解像度となっています。ISO感度は常用100~40000で暗い場所での撮影にも安心して使うことができるでしょう。
また、EOS-Rは、オートフォーカスの精度が高いのも特長です。これまでハイエンドモデルで使用されてきたデュアルピクセルCMOS AFを採用し、専用レンズであるRFレンズの駆動制御を最適化したことで、最速約0.05秒の高速オートフォーカスを実現しています。
さらにオートフォーカスフレームが最大5,655ポジション、低輝度でのオートフォーカスはEV-6まで対応しています。肉眼で見えづらい被写体にもオートフォーカスが作動する仕様になっています。
描写力の高いレンズが充実
「EOS-R」の登場にあわせて、専用レンズのRFレンズも4種類発売されます。今までになかった個性的で高画質なレンズもラインナップされています。
<EOS-Rの専用レンズ>
- ・RF24-105mm F4 L IS USM:標準ズーム
- ・RF28-70mm F2 L USM:ズームレンズ
- ・RF50mm F1.2 L USM:単焦点
- ・RF35mm F1.8 MACRO IS STM:マクロレンズ
RFレンズにはフォーカスリング・ズームリングに加えてコントロールリングが備わります。シャッター速度、絞り、ISO、露出補正などといった細かい特定の機能を割り当てることが出来ます。
また、フォーカスリング・ズームリングは回転方向を変更することができ、非常に使いやすいものになっています。
自撮りや動画撮影に便利なバリアングルモニター
「EOS-R」は3.15型約210万ドット背面モニターを備えています。近年は92万ドットや104万ドットという解像度が一般的なので、その水準よりも高解像度になっています。上下左右に液晶モニターを動かせるバリアブルタイプで、縦位置のローアングルからの撮影や高い位置からの撮影がしやすくなっています。自撮りや動画撮影にもとても便利ですね。
マウントアダプタで従来の一眼レフレンズも使える
「EOS-R」は、マウントアダプタも4種類発売されます。
通常タイプ、コントロールリング付き、円偏光フィルター付き、可変式NDフィルター付きとバリエーションも豊富です。従来のEFレンズの機能をほぼすべて使うことができるため、お手軽なミラーレスでありながら、拡張性も非常に高いモデルということができるでしょう。
まとめ
ミラーレスカメラの特徴やおすすめの機種「EOS-R」について解説してきましたがいかがだったでしょうか?
「EOS-R」は約23万円のミドルレンジの価格帯で、コスパのよいフルサイズミラーレスになっています。各社からもフルサイズミラーレスが出揃ってきて、悩んでしまっている方もきっと多いかと思いますので、この記事が少しでもカメラ選びの参考になれば幸いです。