コンテンツにスキップ
営業時間 / 11:00~19:00

【作例付き】令和の街角に、あえて「IXY 90F」を持ち出す理由。

こんにちは。

突然ですが、皆さんは普段どんなカメラで写真を撮っていますか? 「スマホの写真で綺麗だし、仕事ではフルサイズ。それで十分じゃないか」 ……正直、僕もそう思っていた時期がありました。

でも、最近ふとした拍子に棚から手に取った一台のカメラが、そんな「効率重視」の頭をガツンと殴ってきたんです。それが、2013年発売のコンデジ Canon IXY 90F でした。

今日は、この小さな相棒と散歩した記録とともに、その魅力をお伝えします。

 

軽さは「正義」を通り越して「自由」

まず手に持って驚くのが、その圧倒的な軽さと薄さ。 シャツの胸ポケットにスッと入り、重さをほとんど感じません。最近の大型化したスマートフォンよりも、よっぽど「軽快」です。

昭和通りのバス停。この日常的な距離感と、気負わないスナップ。IXY 90Fのコンパクトさが、この一瞬をポケットから引き出してくれました。

昭和通り沿いを歩きながら、バスを待つ何気ない風景にレンズを向ける。 気合を入れて「撮るぞ!」と構えるのではなく、瞬きをするような感覚でシャッターを切る。この軽快さこそ、IXYが長年愛されてきた理由なのだと再確認しました。

「ちょうどいい」が心地よい描写

スペックだけを見れば、10年以上前の機種です。 でも、実際に撮った写真を見てください。

最新のスマホのような、 AIが作った「完璧すぎる鮮やかさ」はありません。どこか優しく、当時の空気感をそのまま真空パックしたような、少し懐かしい写り。

境内で出会ったお地蔵様。IXYの写りは、石の質感と紅葉の柔らかい階調を、あえて「作り込みすぎず」に残してくれます。この自然な空気感が心地いい。

この「お地蔵様と紅葉」の一枚、どうでしょう? IXYが持つ、少しマイルドで温かみのある発色が、日本の秋の風景にとてもよく馴染む気がします。

この小さなボディの中に、広角から望遠までをカバーする高い汎用性が凝縮されているのが、なにより心強いんです。

鮮やかに色づいた木々と、重厚な本堂。IXYの写りは、それぞれの色が主張しすぎず、それでいてしっかりと存在感を持って調和しています。スマホのパキッとした加工感とは違う、レンズを通した「実直な色」を感じます。

一歩引いて全体を捉えたり、少し寄ってディテールを際立たせたり。 自分の足で動くだけでなく、手元の操作一つで「季節の欠片」をどう切り取るか選べる自由。木造建築の複雑な造りと、重なり合う葉のコントラストが、無理のない自然な質感で記録されています。

今度は思い切ってローアングルで、地面に積もった落ち葉の目線から。この「遊び心」は、この小さなサイズ感と、道具としての気楽さがあるからこそ生まれるもの。

「便利さ」を追求すればスマホに軍配が上がるかもしれません。 でも、「日常を少しだけ特別な視点で切り取る」ための相棒として、このIXY 90Fは今なお現役。いや、むしろ今だからこそ、この「揺らぎ」のある写りと、確かな「道具感」が新鮮に感じられるはずです。

もし、ご自宅の引き出しに眠っているIXYがあれば、ぜひ電池を充電して街へ連れ出してみてください。 きっと、いつもの見慣れた景色が、少しだけ違って見えるはずですよ。

 

IXY 90Fの商品一覧はこちら

 

中古カメラ・レンズをお探しでしたら、ぜひ当店Five Star Camera(ファイブスターカメラ)にお任せ下さい!

フィルムカメラ・中判フィルムカメラ・デジタル一眼レフ・ミラーレス一眼・コンパクトカメラなどバラエティ豊富なラインナップをご用意しております。

販売だけでなくお買取も行っております。お手持ちの機材がいくらか知りたいという査定だけでも大歓迎!

新宿・富山の両店舗でお品物の現物を確認してからお買い物頂けますし、お買取もひとつひとつ丁寧にチェックさせて頂きます。是非お気軽にご相談下さい!

前の投稿 次の記事
友だち追加