こんにちは。 今回は、ちょっと「意外な」カメラをストリートに持ち出してみました。
FUJIFILMの防水タフネスデジカメ、FinePix XP90 です。

「え、水中とか雪山で使うカメラでしょ?」と思ったあなた。正解です。でも、このカメラをあえて街中での「スナップ機」として使い倒してみると、面白い世界が見えてきたんです。
今回は、あえて主観たっぷりにXP90の「ストリートでの実力」をレポートします。
1. 「片手」で街を切り取る、究極の機動力
ストリートスナップにおいて、一番の武器は「小ささ」と「速さ」だと思っています。 XP90は、ポケットに収まるサイズ感と、グローブをしていても押せる大きなシャッターボタン。これが街歩きでは最高に「ちょうどいい」んです。

何気ない街の風景。理髪店のサインポールとiPhone修理の看板。この「日常の雑多さ」を、立ち止まらずにサッと片手で撮る。高級機を構えるときの「さあ撮るぞ」という気負いがない分、街の体温がそのまま写り込むような気がします。
2. 「地面スレスレ」が怖くない。タフネスゆえのローアングル
このカメラの真骨頂は、やはりその強靭さ。 普通のカメラなら躊躇するような、地面に擦りつけるようなローアングルも、XP90ならお手の物です。

見てください、この迫力。 カラーコーン越しに通行人の足元を狙う。あるいは、自分の影が伸びるアスファルトをスレスレから捉える。 「カメラが汚れるかも」「ぶつけるかも」という不安から解放されると、視点はどんどん自由になります。この「視点の低さ」は、スナップに劇的な変化を与えてくれます。
3. フジフイルムらしい「色のノリ」と「強烈なコントラスト」
XPシリーズを使っていて驚くのが、色の出し方です。 さすがはフィルムメーカーのフジフイルム。原色の鮮やかさと、光と影の描き方が非常にドラマチックなんです。

青、黄、赤。街に溢れる色を、XP90はこってりと、力強く定着させてくれます。 また、光が強い日のコントラストの付き方も、どこかノスタルジックで「デジカメ黎明期のワクワク感」を思い出させてくれます。

強い日差しが生み出す、深い影。 ハイライトとシャドウの差をあえて強調することで、何気ない移動風景がまるで映画のワンシーンのように切り取られます。最新の高画素機にはない、この「潔い描写」こそが、XP90をストリートで使う醍醐味かもしれません。
XP90は「日常を冒険に変える」スナップ機だった
水中専用にしておくにはもったいない。 FUJIFILM FinePix XP90は、過酷な環境だけでなく、私たちが暮らす「街」というジャングルを縦横無尽に撮り歩くための、最高にタフでクリエイティブな相棒でした。
「綺麗に撮る」こと以上に、「自由に、大胆に撮る」ことの楽しさを教えてくれる一台。 中古で見かけたら、ぜひその手にとってみてください。きっと、いつも通っている道が違って見えるはずです。
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