高級コンデジの代名詞!RICOH GRデジタルシリーズの革新と伝統を知る!  

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高級コンデジの代名詞!RICOH GRデジタルシリーズの革新と伝統を知る!

2016/9/30

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「撮りたい」と思った写真を撮るための動作が淀みなく行えるよう配慮されたボディ形状・ボタン配置、更なる進化を遂げた銘玉GRレンズ、そして、小型化された撮影システム。

前回ご好評いただいた記事に続き、今回は「高級コンパクトフィルムカメラ」の名を欲しいままにしたリコーGRシリーズは、現在「高級コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)」として、変わらぬ人気を誇っています。

そこで今回は、高級コンデジの代名詞的機種の一つ、コンデジ版リコーGRシリーズの各機種をご紹介しながら、フィルム時代から飛躍的な進化を遂げ、ユーザーの心をつかんで離さないその魅力に迫って行きたいと思います。

前回ご好評いただいたGRフィルムコンパクトカメラシリーズの記事はこちら
銘玉GRレンズ搭載!RICOHのフィルムコンパクトカメラGRシリーズの魅力に迫る!

継承を重んじる高画質で趣味性の高いコンデジ

フィルムシリーズ最後の1台、「GR1v」の生産が終了してから2年後の2005年、高性能な単焦点レンズを搭載した高級コンデジとして、GR DIGITALが発売されました。

往年の名機、銀塩「GRシリーズ」を彷彿とさせる、スタイリッシュで質感の高いマグネシウム合金製ボディに、ガラスモールド非球面レンズ2枚と特殊低分散レンズ1枚によって各収差を抑える高性能な28mm相当の「GR LENS」と、有効約813画素の1/1.8型CCDセンサー+新画像エンジン「GR ENGINE」が、プロフェッショナルユースにも耐えうる高品位な描写を生み出す、高画質かつ趣味性の高いコンデジとして高い評価を受けました。

それだけでなく、ライフサイクルの短い、いわば「消耗品」となりつつあった当時のコンデジ市場において2007年に後継機のGR DIGITAL IIが発売されるまで、2年以上のロングセラーとなり、以降、競合各メーカーから「高級コンデジ」と銘打たれたカメラが続々と発売されるきっかけにもなりました。

さて、ここからはそんな「高級コンデジ」の代名詞ともいえるGRデジタルシリーズの各機の魅力について、機種ごとにもう少し詳しく見ていきましょう。

GRデジタルシリーズの幕開け「GR DIGITAL」

gr d I

銀塩カメラ時代から培われた銘玉を更にパワーアップさせ、特殊低分散レンズ1枚、ガラスモールド非球面レンズ2枚を含む5群6枚構成を採用し、f/2.4という明るさを実現した新進のGRレンズを搭載した初代GR DIGITALです。

そのレンズの性能はまさに折り紙つきで、髪の毛の一本一本まで鮮明に写し撮る分解性能と画像周辺部まで際立つ解像感を実現しています。ボディの質感やデザイン、操作性などもさることながら、GR DIGITALの最も大きな特徴は、なんといっても銀塩時代のGRシリーズからこのGRレンズをしっかりと継承している点にあるでしょう。

あらゆるシーンにおいて、絞り開放からシャープで抜けのいいナチュラルな画質をもたらし、幅広い表現を可能にする28mm(35mm換算)、f/2.4の非常に優れたレンズです。

また、GR DIGITALはシャープネスやコントラスト、色の濃さなど、撮影パラメータをマニュアルで調整することが可能です。銀塩時代、好みの仕上がりとするためフィルムを使い分けたり、現像やプリント時に画質を調整していたように、画質を設定することができるのです。

さらに、任意のパラメータ設定の組み合わせを2つまでカメラに登録でき、よく撮影するテーマや撮影条件に応じて呼び出すことが可能。各パラメータは5段階できめ細かく調整することができるなど、撮影者が「自分だけの写真」を作ることができるこの機能は、デジタルならではの新たな魅力といえるでしょう。

表現力にさらに磨きをかけた「GR DIGITAL II」

gr d II

「高級コンデジ」の代名詞としての名声をほしいままにした初代GR DIGITALの登場から2年後の2007年に満を持して発売された後継機です。

35ミリ判換算で約28mm相当の単焦点レンズ等の特徴や外見のデザインはほとんど変更がない一方で、GRレンズならではの、卓越したヌケのよさと切れ味を継承しつつ、誇るレンズの解像力を余すことなく引き出し、繊細なディテールも忠実に再現する有効約1001万画素の1/1.75型CCDを搭載しました。

これにより、高画素でありながら、S/N比とダイナミックレンジは従来と同等の良好なレベルを維持し、デリケートな光の表情も捉えたその信号と、色の再現性とノイズ処理能力においてさらにその性能を向上させた画像エンジン「GR ENGINE II」が相まって、先代機よりもさらに低ノイズで階調性に優れた高画質を実現しました。

特に高感度域でのノイズ処理能力が大幅に向上したので、解像感や彩度の低下を気にすることなく高感度域を駆使できるため、自ずと撮影の幅が広がったこともカメラとしての大きな進化といえるでしょう。

最高次元の高画質と機動性を開眼した「GR DIGITAL III」

gr d III

開発者たちの理想と情熱が生み出したかつてないレンズ、28mm f/1.9 GRレンズを搭載した、三代目の機種です。このf/1.9というGRレンズの明るさはコンデジ付属のレンズとしては驚異的です。

また、大口径化に伴い増大する各種収差については、後群に1群2枚のレンズを加えてコマ収差を低減、3枚の特殊低分散レンズを用いて色収差を抑えるなど、徹底した低減が施されています。この収差低減のために、リコーの開発チームは、高精度な製造プロセスと専用調整システムまでも新開発した、まさに熱意と執念がこもった新たな「銘玉」を備えた一台と言えるでしょう。

GR DIGITAL IIで大きな飛躍を遂げた画像エンジンは、CCDからの出力状態に近い信号を処理することで、よりきめ細やかなノイズ低減処理が可能になりました。解像度・彩度を維持しながら、各種ノイズを効果的に低減する上、色再現性、階調性も大幅に向上しました。

なお、画素数の増加は敢えて選ばず、GR DIGITAL IIと比べて約2倍の高感度を誇る新CCDを採用し、ISO 200時でも、従来のISO100以上の画質性能を実現し、高ISO感度になるほど画質性能の高さに眼を見張る仕上がりになっています。

GR DIGITALシリーズの集大成「GR DIGITAL IV」

gr d IV

初代GR DIGITALの登場から6年の歳月を経て、4世代目となる一台です。シリーズを通して受け継がれてきた「プロのニーズにも応えるスナップシューター」というコンセプトは、本機でも変わらず健在です。(すでに先代機において完成型といっても過言ではないクオリティにまで高められています。)

基本仕様は、GR DIGITAL IIIをほぼ踏襲しており、イメージセンサーは1/1.7型の約1,000万画素CCDでレンズは開放f/1.9の28mm(35mm換算)のGRレンズ。外観や操作ボタン類も前モデルと大きな違いはなく、日進月歩のデジカメの世界において、変わらずに進化する希有なカメラと言えるでしょう。

とはいえ、GR DIGITAL IVが独自に果たした機能強化の大きな目玉の一つとして、その速写性に触れておかなくてはなりません。そのカギを握っているのが、新搭載のハイブリッドAFシステムです。独自開発の外部AFセンサーと従来からのコントラストAFを併用することで、AF合焦時間を最短約0.2秒にまで短縮し、先代のGR DIGITAL IIIと比べた場合、そのAFは約2倍に高速化しています。コンデジのピント合わせといえば、「ジィー」と音を立てながら動作するのが一般的な中で、これらの動作とは一線を画す俊敏なピント合わせをしてくれます。

GR DIGITALシリーズは初代機から極めて高い完成度を誇っているのは周知の事実です。本機GR DIGITAL IVは、派手な仕様変更や新機能の搭載ではなく、着実な進化と開発者の写りに対する飽くなき追究心の結実としての集大成と呼べる機種なのです。

劇的な進化を遂げたAPS-Cセンサー搭載「GR」

gr 新

GR DIGITAL シリーズの集大成GR DIGITAL IVの発売から、2年後の2013年。これまでにない規模の進化とシリーズの一新とともにリコー「GR」が発売されました。

最大の進化のポイントは1/1.7型との面積比で約8.5倍というAPS-Cセンサーで、有効画素数が1,000万画素から1,620万画素に増しても画素ピッチの大きさはいうまでもなく圧倒的で、高感度特性や階調再現性、ダイナミックレンジなど、GR DIGITALシリーズの1/1.8型〜1/1.7型CCDセンサーとの描写の違いはどれをとっても目を見張る性能です。

従来シリーズと比べて少々高価になってしまったことを除けば、GRファンにとってまさに垂涎の一台と言えるでしょう。

ちなみに、イメージセンサーの変更に合わせてデフォルトのアスペクト比は3:2となりました。多くのデジタル一眼レフがこのアスペクト比であるため、リコーGRをそのサブ機として考えた場合にも何かと使いやすいのではないでしょうか。もちろん、有効画素数は減少するものの、従来と同じく4:3のアスペクト比を選ぶことも可能となっているのも嬉しい気遣いですね。

画角はGRシリーズ伝統の28mm相当ですが、イメージセンサーの拡大により、搭載するレンズの実際の焦点距離は先代「GR DIGITAL IV」の6mmから18.3mmへと変更されました。これによって、同じ絞り値でも被写界深度は浅く、従来にくらべボケを活かした描写が得られやすくなったことも歓迎すべき大きな変化です。特に、フィルム時代のGRシリーズを知るユーザーや、これまでのGR DIGITALシリーズのボケの表現に限界を感じていたユーザーにとっては実に喜ばしい進歩といえます。

肝心の写りに関しても、実焦点距離が変わってもこれまでと同じく隙はなく、特に広角レンズで発生することの多い画面周辺部の画像の乱れなどは一切無く、ローパスフィルターレスのイメージセンサーと相まって絞り開放から高い解像感が得られます。ヌケのよさも含め、優れた描写特性を持つ伝統と革新のGRレンズを楽しむことができるでしょう。

伝統のGRの最新形「GR II」

gr 新 II

コンパクト機の画質に期待などもたれていなかった2005年当時、28mm相当(35mm換算)のGRレンズを引っさげ、高画質コンデジというカテゴリーを切り開いた初代GR DIGITAL の登場から11年。6世代目となる、GRの最新型機種がこのGR IIです。

GR IIは前モデルGRと同様、28mm相当(35mm換算)、f/2.8のGRレンズを搭載、イメージセンサーは有効画素数1,620万画素のAPC-Sサイズで、画像処理エンジンはGRエンジンVを備えています。

最大の特徴はシリーズ初となるワイヤレス機能を搭載した点で、Wi-FiとNFC機能を備え、スマートフォンと連携できるようになりました。ワイヤレス機能の搭載に合わせて、「GR Remote」と「Image Sync」という2本のスマートフォン用アプリもリリースされました。

「GR Remote」はリモート撮影ソフトで、ライブビューを見ながらのリモート撮影、画像の閲覧、転送などが可能。また、各種撮影セッティングの一括設定も行えます。これはISO感度、ホワイトバランス、フォーカスモードなど、任意の項目を設定し、「Transmit」ボタンをタップして一括設定変更するもので、これまで設定変更のたびに通信すると操作が煩雑になっていたリモート環境での操作性のデメリットを補う機能になっています。

ふたつ目の「Image Sync」はSNSへのアップロードに対応したソフトで、デジカメ、スマートフォン、SNSという三者の連携が可能になるなど、2010年代のカメラの用途に対応した名実ともに最新形のカメラと言えるでしょう。

さいごに

さいごに

いかがでしたでしょうか?

2005年に登場した初代GR DIGITALは、いわば一点突破型のデジタルカメラとして一世を風靡しました。コンパクト機に画質が期待できなかった当時、35mm判換算28mm相当のGRレンズを引っさげ、高画質コンパクトというカテゴリーを切り開いたフロンティアスピリッツ。ズーム全盛の時代に、あえて単焦点レンズのコンパクト機を投入した圧倒的な潔さ。

それからおよそ11年、6世代目となるGR IIまで連綿と受け継がれてきたGRの歴史は今後も着実な進化を遂げ、より高い次元へとわたし達を誘ってくれるでしょう。

高値買取中のリコー製品

ファイブスターカメラではリコーのコンパクトフィルムカメラ、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)を他店より高値で買取しています。高値買取対象商品の一部を公開中なので、よろしければご覧ください。お客様のご愛用された機材は大切に扱わせて頂きます。ぜひ一度、お問い合わせ下さい!
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RICOH(リコー)の買取対象品

RICOH(リコー)のコンパクトフィルムカメラ(銀塩)の買取注力品(一例)

RICOH(リコー)のコンパクトデジタルカメラの買取注力品(一例)

また、弊社では今回ご紹介いたしましたGRシリーズの他にも各社各コンデジの販売も行なっています。ぜひ弊社のカメラ販売ページもご覧くださいませ。
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