ポートレートが印象的・キレイに撮れる!5つのポイント  

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ポートレートが印象的・キレイに撮れる!5つのポイント

2016/8/13

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一眼レフで、「ポートレート(人物写真)をきれいに撮りたい!」と思ったことはありませんか?

家族やお子様、友人や恋人・・・自分の大切な人たちを美しい写真に残すポートレートは他の被写体の撮影からは得られない楽しみが得られることでしょう。

実は、ポートレート写真は奥が深く、写真のカテゴリーの中でも難しい方に分類されます。難しさの主な理由として、人の顔はその瞬間その瞬間で変わり続けること、また、雑誌や広告などのポートレートではレフ版だったりストロボだったり撮影機材がいろいろと必要になりますが、そうした撮影機材はなかなか準備できないこと、などが挙げられます。

では特別なスキルや機材がないと人物は綺麗に撮影できないのでしょうか?

ご安心下さい、そんなことはありません。

そこで今回は、人物撮影の基本事項から、ちょっと便利な豆知識までを5つのトピックにまとめてお話させていただきたいと思います。

ただの記念撮影で終わらないための人物撮影のコツ。見返したり飾ったりする楽しみが増える、印象的で綺麗なポートレートの撮り方をご紹介します。

構図を考えよう

三分割法をうまく使おう

3分割

まず最初に考えたいのが「構図」です。標準的なポートレートの構図は人物の顔の写真なので、分かりやすいかとは思いますが、その中でもいくつかルールやコツがあり、望んでいる写真をうまく撮影するために活用できます。

写真教室などに通うと、最初に習うことも多いのがいわゆる「三分割法」です。

これは、フレームを縦横それぞれを三分割して考える、とてもシンプルな法則です。上の写真の例を見てもらうと分かるように、これにより9つのボックスができ、これらの線は4カ所で交わります。

これらのボックスをガイドラインとし、被写体の目をどこに置くかを選んでいきます。上の線が交差するあたりの高さに鼻根部(星印の辺り)を配置するのがベストと言われています。これにより、写真を見る人の目線は顔の中心へ向かいます。

可能であれば、鼻根部と交差しているポイントの下と、被写体の唇が交差するようにし、目線を顔の主要パーツへと保つようにします。良いポートレートを撮影するために三分割法は絶対に必要不可欠!というわけではありませんですが、見せたい部分を見せるには効果的な方法です。

また、画面の3分の2に人物にしたり、反対に3分の1を人物にしたりすることで、他とは少し違うセンスのある写真になっったりもします。

もちろん、これはあくまでも目安の話になります。構図決めに慣れてきたら、たとえば思い切って被写体を写真の済みに配置したりするなど、自分だけの構図を探していってみましょう。

被写体別に構図を決めよう

それでは被写体の人数や、構図、アングルのいくつかのパターンについて見ていきましょう。

◆被写体が1人の場合◆
1人
ポートレートの被写体は、言うまでもなく「人物」ですよね。人間のプロポーションは基本的に縦長です。このため、被写体のポーズにもよりますが、撮りたい人物が1人、もしくは2人の場合。縦位置の構図が自然に感じられる場合が多くなります。

また、意図的に風景などを一緒に写したいのでなければ縦位置の方が背景を整理しやすいでしょう。

◆被写体が3人以上の場合◆
3人
被写体が1人か2人なら縦位置が自然な印象ですが、親子の写真であったり、チームメイト、仲の良い友達同士の写真など3人以上ならば横位置が構図を取りやすいですし、周りの風景や背景なども自然に入れられると思います。

◆上級者向け!?動きを出したい場合◆
斜め
傾ける方向や角度は状況によるので経験が必要にはなりますが、画面を傾けることによって、写真により動きを出すことができます。

斜め構図は、被写体の躍動感や、撮影者の個性が活きる大変面白いアングルです。ポートレート撮影に慣れてきた方は、ぜひ挑戦してみてほしいですね。

◆上から見下ろす場合◆
上から
カメラを構える位置も、いつも被写体と同じ高さではなく、たまには真上からも撮ってみましょう。特に女の子の写真の場合は、上から撮ることでかわいらしく写ることが多いです。
また、ズームは広角で撮ると地面の遠近感が強調され、拡がり感がでます。また、望遠で撮ると子供を見るような視点になり、可愛くみえます。

◆下からあおる場合◆
下から
広角レンズで近距離から人物を撮影する場合、少し下から見上げるように撮影すると広角レンズ特有の遠近感により、スタイルがよく見えます。

カメラは立った位置からではなく、ちょっと低い腰位置くらいの高さで撮影すると、人物も歪まないで脚も長く写ります。

背景に気を配ろう

背景シンプル
人物写真を撮るときには特に背景にも注意しなければいけません。プロは「まず背景と構図を決めてから、そこに人物を配置する」という方法をとることも多いそうです。

人物をメインで撮る場合、より被写体が浮かび上がってくるような背景で撮れるように心がけましょう。具体的には、あまり色味や構造があまりゴチャゴチャしておらず、シンプルな背景がおすすめです。

また、背景に水平な線がある場合は、水平な線が傾いたり、顔の近くなど被写体の目立つ部分を横切らないように、気をつけたいものです。

余分な背景をカットしたり、より広い範囲を入れたり・・・背景を工夫するだけで全く違う写真になることもあるので「たかが背景」と侮らずに、しっかり考えましょう。

背景を大胆にぼかそう

背景ボケ

よく雑誌などでモデルさんが写っている写真がありますよね。どれも背景がボケて被写体が浮かび上がってくるようなとてもきれいなあの写真です。

背景をふわっと大きくボカした写真は一眼レフで撮る写真の大きな特徴の一つです。大口径単焦点レンズを使うと、キットレンズやコンデジでは表現できないぐらい背景を大きくボカした写真を撮ることができます。

その秘訣はレンズの明るさ。一般的なキットレンズの場合、明るさはせいぜいf/3.5~5.6といった程度なのですが、大口径単焦点レンズと呼ばれるレンズになると、f/1.4やf/1.8という非常に明るい設計になっています。レンズの明るさが明るければ明るいほど絞りを大きく開いて撮影することができるので、大きくボカした写真を撮ることができるのです。

絞りを開けば開くほどボケは大きくなりますが、画質は絞りを多少絞った状態が一番良くなります。具体的には、絞り開放(F値を一番小さくした状態)で撮影すると、わずかに描写がソフトになったりしますが、絞りを少し絞ると解消されます。

ただし、画質は絞れば絞るほど良いというものではなく、あまり絞りすぎると再び画質は悪化してしまいます。だいたい、開放から2~3段ほど絞ると画質が最も良くなるといわれているので、被写体やシーン、ボケの具合を見ながら最適なボケ味を探してみましょう。

撮りたい写真に適したレンズを選ぼう

レンズ
ここからは、先の項で触れたレンズについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

一眼レフの場合、どんなレンズを使用するかが重要となってきます。ポートレート写真用には、50mmよりもワイドなもの(50mmよりも数値が低いもの)は避けた方が良いでしょう。通常は50mm(時によっては35mm)を使用しますが、これは、50mmが人間の目に映るものと大体同じだからです。

これらのレンズは絞りが広く、光を多く取り込みます。よって、比較的光が少ないところでも撮影可能で、さらに、空間の奥行きを浅く撮ることが可能です。(大きなボケを作り出すことで、被写体を際立たせることができます。)

ここで1点気をつけたいのが、デジタル一眼レフ(デジイチ)を使う場合です。デジイチにおいては、50mmレンズは50mmレンズとは限らない、ということ。これはカメラのイメージセンサーのタイプによります。

デジイチのセンサーには大きく分けてフルサイズとAPS-Cの2種類があり、フルサイズセンサーは35mmフィルムのものとほぼ同等なので、フルサイズセンサーのカメラに取り付けられた50mmレンズは、正確な意味での50mmレンズとなっています。

しかし、最近のデジイチで、価格帯が20万円以下くらいのものの場合、APS-Cサイズのイメージセンサーが主流となっています。このセンサーはフルサイズよりも少し小型で、レンズイメージを1.6倍に拡大します。

つまり、APS-Cセンサー付きのカメラで50mmレンズを使用した場合、80mmレンズを使っているのと基本的に同じ、ということになります。

つまり、APS-Cセンサーカメラで50mmレンズ風の写真を撮る場合、28mmレンズ(44.8mmに拡大)、または38mmレンズ(56mmに拡大)などが必要となります。50mm前後で絞りが少なくとも、f/2.8(理想を言えばf/1.8以下)のものであれば大丈夫です。ポートレート用には50mmレンズが一般的ですが、85mm以上のレンズを使うカメラマンも多くいます。

結局のところ、どれが自分にとって一番良いか、状況に最適かというのは、やってみないと分からない部分もありますね。ポートレートであれば、なんでもかんでも50mmが最適というわけでは決してありません。様々なレンズを試してみるうちに、きっと自分にいちばん合ったレンズに出会えるはずです。

また、オールドレンズと呼ばれる、古いレンズを試してみるのも面白いのではないでしょうか?フォーカスや色などの不完全さが、時に上の画像のような興味深い写真を写してくれたりします。

「光」をうまく使おう

女性誌

さいごに、「光」の効果についてお話をさせていただきたいと思います。

写真はよく「逆光を避けて撮りなさい」と言われますが、順光(カメラの背後から被写体に向かって光源が照らす状態)だとコントラストが強すぎて影ができ、また被写体の全てが見えすぎてしまいます。

被写体の斜め後ろに太陽がある程度で撮れば、白飛びや黒潰れが出ず、肌のアラも隠された柔らかい写真が撮れます。また、被写体となる方にとっても眩しくないので良い表情が撮れますよ。ただし太陽を直接画角の中に入れてしまうとフレアやゴーストが発生するので気をつけましょう。

実際、雑誌等でよく見かけるおしゃれなポートレートのライティングは逆光(半逆光)がほとんどです。撮影場所によって違いはありますが、特に被写体が女性の場合、逆光や半逆光で撮影するときれいな、あるいはかわいい写真が撮れます。

この光の使い方で最も参考になる身近な資料としては、「女性ファッション誌」が最適でしょう。

また、モデルさんの立つ場所にも注目してみましょう。建物の陰、木の陰、陽光の差し込む室内など、全身か上半身かによって違いはありますが、モデルさんを、「光は当たっていても直接日光が当たらない場所」に配置していることが分かります。

スタジオで撮られたようなライティング(光源)のモデル撮影も参考になりますが、商品着用のイメージ写真、街角スナップのようなページは中でも特に学ぶべきところが多く見つかります。街角スナップや商品紹介の外ロケ写真はポージングや構図などまさにネタの宝庫で、人物撮影するときの参考になること間違いなしです。

もう一つ見て欲しいポイントは背景の明るさです。背景にある物にまで光が当たり、光が回っている状態で撮影されている写真が多いです。建物や木の陰にモデルさんを立たせることで半ば強制的に逆光状態を作り出し、さらにそこで露出補正でプラス補正したり、レフ板を当てて影を起こしたりすると、おしゃれで雰囲気のあるポートレート写真が撮れるでしょう。

さいごに

さいごに
いかがでしたでしょうか?

最初にお話したとおり、ポートレートは非常に奥が深く、今回ご紹介した以外にもたくさんのコツやテクニックがあります。

また、人物の撮影は撮影方法も大切ですが、モデルさんとのコミュニケーションやその場の雰囲気作りだったり空気感など、技術以外の部分もとても大切になってくるのも、ポートレートの難しい部分であると同時に面白いところですね。

今回の記事が、皆さんのよりよいポートレート撮影の参考になれば幸いです。

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