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スマートフォンが一眼レフに!レンズスタイルカメラ、OLYMPUS AIRがすごい!!

2016/7/31

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カメラ付き携帯電話が普及してから約15年。街中ではすっかり携帯電話やスマートフォン(以下、スマホ)で写真を撮る光景が一般的になりましたね。

最近のスマホはカメラ機能だけでなく画像編集機能やアプリも充実しており、写真プリントしても十分きれいな画質を誇る機種も少なくありません。

また、圧倒的なコンパクト性やいつでも持ち運べる携行性の高さ、ネットワークに常につながっていることの利便性など、スマホのカメラのポテンシャルは非常に高いといえるでしょう。

一方で、便利なスマホのカメラにも弱点はあります。
ダイナミックレンジの幅が狭いことによる、白飛びや黒潰れが最も代表的な例でしょうか。

他にも、スマホカメラ画質面でもあるレベル以上に画質を上げるためには、どうしても本体とレンズの大きさが一定以上必要なのですが、スマホはその特性上、カメラ機能のために割けるスペースも狭いですし、レンズも小さめであるため、画質にこだわる、ということを考えたときには、やはりカメラ専用機には一歩譲ることになります。

せっかくすばらしい被写体に出会えたときに、カメラを持っておらず、泣く泣くスマホカメラで写真を撮るしかなかった、という経験をお持ちの方、あるいは、もしこのスマホに一眼レフ並のレンズ性能があったら・・・と考えてしまう方も少なくないのではないでしょうか?

さて、今回はそんなスマホの長所とデジタル一眼レフ機の長所を見事に融合させ、2015年春の発売以来じわじわと人気に火がつき、大きな評価を得ている「レンズスタイルカメラ」
について、その立役者ともいえるオリンパス AIR A01を中心にお話をさせていただきます。

「オープンプラットフォームカメラ」をコンセプトに

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

突然ですが、皆さんは「オープンプラットフォーム」という言葉を聞いたことはありますか?

「オープンプラットフォーム」とは、ハードウェアやソフトウェアなどにおいて、製品やサービスの基本を構成する技術仕様などを公開したプラットフォームを指します。

従来は製品やサービスを開発する際、技術仕様などを公開せず、他社製品が参入できないようにするなど、独自性を重視してきました。これに対し、技術仕様やプログラムのソースコードなどを公開することにより、開発者やサードパーティなどの参入を促し、製品やサービスをより広く普及させようという考えのことを「オープンプラットフォーム」と読んでいます。

近年では、国内のパソコン市場において1990年代半ばまで、各メーカーごとの独自仕様に基づいた製品が数多く販売されていたが、現在では技術仕様が公開されたパソコンが主流になっていることなどがオープンプラットフォームの好例といえるでしょう。

さて、そしてオリンパスは、こうした「オープンプラットフォーム」をコンセプトとし、「スマホと一眼レフの融合」と、同社の技術をオープンにして、デベロッパー、クリエーター、ユーザーと共に新しい写真体験を開拓していくプロジェクト「OPC Hack & Make Project」を立ち上げました。

オリンパスAIRは機能的にもそのコンセプトとしても、スマホカメラでも一眼レフでもない、まさに新時代のハイブリッドカメラと言えるのです。

交換レンズのような外観

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
まずオリンパス AIR A01のハードウェアについて詳しく見ていきましょう。

一眼レフカメラの交換レンズのような円筒型のスタイルで、「レンズ型カメラ」とも言える出で立ちが特徴的ですね。一見して普通のデジタルカメラらしくはありませんが、有効1,605万画素のマイクロフォーサーズセンサーを搭載する、れっきとしたミラーレスカメラなんです!

本体の構成はシンプルかつ必要十分で、レンズマウントとイメージセンサー以外には、シャッターボタン、電源ボタン、microSDカードスロット、microUSB端子といった装備を搭載しています。

液晶ディスプレイや光学ファインダーを持たずに、撮影時の映像はスマホのアプリで確認するスタイルで、この点が最も大きな特長です。スマホとの接続には、Bluetoothと無線LANを利用します。これによって、スマホが液晶ディスプレイや光学ファインダーになるだけでなく、写真データをSNSなどに簡単に共有できるようになります。

本体背面には、スマートフォン用のマウントが装備されており、ここにスマートフォンを固定することで、一般的なカメラに近い撮影スタイルも可能になります。もちろん、片手にオリンパス AIR、片手にスマートフォンを持ち、オリンパスAIR を持つ手を伸ばしながらフリーアングルで撮影もでき、一般的なカメラと違った構図を楽しむことができることも、大きな魅力です。

用途に合わせた8種類のアプリ

アプリ

オリンパス AIR A01と連携するためのスマートフォン用アプリは、オリンパスから上の画像の8種類が用意されており、それぞれiOS用、Android OS用があります。これらのアプリを駆使することで、いろいろな撮影スタイルを楽しむことができることもオープンプラットフォームカメラの大きな強みと言えるでしょう。

アプリの種類と内容は次のようになります。
OA.Genius
被写体を自動識別し、1回のシャッター操作で6枚の仕上がりをカメラが提案する写真撮影アプリです。タッチするだけで思いもよらないクリエイティブフォトが手に入ります。
OA.ArtFilter
オリンパスのデジカメにも搭載されているアートフィルターが使える写真撮影アプリです。お好みのアートフィルターを選び、画面をタッチするだけで、アーティスティックな仕上がりの写真が手に入ります。
OA.ColorCreator
色彩や彩度、明るさを自在にコントロールすることができる写真撮影アプリです。直感的なユーザーインターフェース「カラーリング」を使って、感動した情景を印象的に表現できます。
OA.PhotoStory
オリンパスのデジカメにも搭載されているフォトストーリーが使える写真撮影アプリです。日常を複数の視点で切り取り1枚の写真に仕上げます。
OA.ModeDia
デジタル一眼の操作が、スマートフォンアプリでできる写真撮影アプリです。デジタル一眼を操る感覚で、本格的な撮影を楽しめます。
OA.Clips
ショートムービー「Clips」の作成アプリです。複数のショートムービーをつなぎ合わせて、1つの作品に仕上げます。シーン変化が多く、楽しい動画をスマートフォンだけで簡単に作ることができます。
OA.Viewer
本格的な写真ビューアーアプリです。写真のアスペクト変更やトリミングなどの編集機能に加え、スマートフォンに保存された音楽をBGMにしたスライドショー機能も備えています。
OA.Central
初期セットアップから、簡単な撮影・再生機能、オリンパス AIRをもっと楽しむためのスマートフォンアプリの紹介など、オリンパス AIRをトータルでサポートする基本アプリです。

アプリを起動すると、Bluetooth経由でオリンパス AIRの電源がリモートでオンになり、無線LAN接続が確立した時点で使用可能となります。例えば、鞄にオリンパス AIRを入れたままでも、「OA.Viewer」アプリを起動するとオリンパス AIRに保存されている写真を閲覧・転送することが可能です。

一眼クオリティの画質

比較
続いて、オリンパスAIRの肝心の写りに関してお話させていただきます。
画像の左上側がスマホで撮影、右下側がオリンパスAIR A01で撮影した写真になります。違いは一目瞭然ですね。

スマホにレンズを取り付けるだけの製品については、以前弊社のコラムフォトライフがもっと楽しくなる!5つの便利&面白グッズでも取り上げさせていただきましたが、こちらはレンズのみをスマホのレンズに装着するものであったため、画質面や写りにおいて、不満に感じる部分も見受けられました。

しかし、このオリンパスAIRは先にも書いたとおり、本体自体が有効1,605万画素のマイクロフォーサーズセンサーを搭載するミラーレス一眼カメラです。画質面にまったく不足がないことはお分かりいただけるでしょう。

マイクロフォーサーズカメラでオールドレンズも楽しめる

オールドレンズ
オリンパスAIRの魅力は他にもあります。オリンパスAIR A01は、マイクロフォーサーズマウントを採用するため、また、そのフランジバックの短さから、マウントアダプターが種類豊富に取り揃えられています。

このマウントアダプターを活用することで、多様なオールドレンズをマウントすることが可能になる点が、オリンパスAIR A01のもう一つの大きなアドバンテージといえます。

また、マウントアダプターを選ぶ上で、ヘリコイド付きマウントアダプターを利用するのも面白い使い方です。というのも、ライカレンズを始めオールドレンズは最短撮影距離が長いものが多く、近年のレンズに比べると日常的な撮影で活用しにくいといわざるを得ません。ヘリコイド内蔵マウントアダプターは、レンズを通常のマウントアダプターより繰り出せるため最短撮影距離が短くなり、現代のレンズのような近接撮影が可能となるので、オールドレンズを使いながら、より面白い構図の写真が撮れるようになります。

一方、マウントアダプターを介して最新ボディにつけたとしても、オートフォーカスは使えません。が、オリンパスAIRのデジタルズーム機能をマニュアルフォーカス時に使うことで、簡易的にフォーカスの追い込みとして利用ができるのです。これは、近年のミラーレスカメラに搭載されている、フォーカスポイントの拡大機能やピーキング機能にヒントを得た便利な使い方の一例です。

一眼レフやミラーレスを持ち歩けない場面で、オールドレンズを使えるのは、荷物を持ち運べないシーンにおいて大きなアドバンテージとなるでしょう。

オリンパスAIRだけじゃない、個性派スタイルカメラ

最後に、オリンパスAIR以外のレンズスタイルカメラや、本体とレンズが分離できるいわゆるセパレートスタイルカメラを一台ずつご紹介します。オリンパスAIRに興味を持ってくださった方には、こちらの2機種も見比べて、用途に合わせて選んでいただければと思います。

SONY ILCE-QX-1

qx1
オリンパスAIR と同じく、スマホと無線接続し、スマホをリモコンにして撮影することはもちろん、付属のアタッチメントでスマートフォンにILCE-QX1を固定し、デジタル一眼カメラ感覚での撮影も可能です。

また、ソニーの光学技術を結集したGレンズやZEISSレンズなど、数十本をラインアップするEマウントレンズを使用できるので、撮影するシーンにあわせてレンズを交換できることも魅力ですね。

今回は、「オープンプラットフォームカメラ」というコンセプトの面白さと、各種機能の面白さからオリンパスAIRの方を取り上げましたが、レンズスタイルカメラとしてはこちらのソニーILCE-QX-1のほうが先駆者であり、ならではの魅力も多々あります。

CASIO EXILIM EX-FR10

casio
こちらはレンズスタイルのカメラ、というわけでは有りませんが、カメラ本体とレンズをセパレートして使えるという意味では、スタイルの面で似ている部分がありましたのでご紹介いたします。

そのコンセプトを、「新しい撮影スタイルと画像/映像の楽しみ方を提案するフリースタイルカメラ」とし、分離したカメラ部を、身体や自転車など様々なものに取り付けられるアタッチメントを用意し、スポーツなどを楽しみながら撮影できます。

もちろん、オリンパスAIRと同じく、無線接続したカメラ部とコントローラ部を分離して、自分撮りやアクションカメラのような使い方が可能です。

また、アクティブなユーザーをターゲットにしているため、防水・防塵・耐衝撃仕様になっている点も嬉しいですね。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

ミラーレスカメラに比べて、スマートフォンで操作するという部分で慣れは必要ではありますが、写りに関してはミラーレスカメラで撮影した場合と遜色ないと言えるものでしょう。

また、ある程度の操作性を犠牲にしても、本体とオールドレンズという最小構成で撮影できることは、やはりこのスタイルのカメラの非常に魅力的な点ではないでしょうか。

フィルム一眼レフや銀塩コンパクト、またデジタル一眼レフと交換レンズをこよなく愛する昔ながらの「カメラ好き」としては、初めてこうした新世代のカメラの台頭を知ったときには、少し寂しいような、認めたくないような複雑な気持ちも感じました。

しかし、これが本格的なカメラに夢中になるきっかけになったり、オールドレンズの魅力に気づく引き金になったりすることを考えると、素直に応援したくなります。

また先に書いたオールドレンズの使用以外にも、レンズスタイルカメラとして、ユーザーのアイデア次第で面白い使い方や、斬新な構図が生み出せる可能性にも、いちカメラファン、いち写真ファンとして今後も目が話せないカメラです。

高価買取中の商品

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また、こちらのホームページに掲載していない商品もございますので、ぜひご連絡下さい。

OLYMPUS(オリンパス)のデジタル一眼レフカメラ本体の買取注力品(一例)

OLYMPUS(オリンパス)のミラーレス一眼カメラの買取注力品(一例)

OLYMPUS(オリンパス)のコンパクトデジタルカメラの買取注力品(一例)

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