中古カメラがもっと楽しくなる!コンディション状態用語集【レンズ編】

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中古カメラがもっと楽しくなる!コンディション状態用語集【レンズ編】

2016/7/19

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中古カメラやレンズ、皆さんはいくつお持ちでしょうか?

新品の機材は予算的に難しかったり、欲しいカメラやレンズがすでに販売終了になっていたりと、中古機材を購入する動機は人それぞれだと思います。また、機材も状態のいいものからあまり良くないものまで、千差万別です。

中古カメラ専門店等に行くと、商品説明にこうした用語がよく使われていると思いますが、その用語全てを理解して品物を見ることは、特に最初のうちはなかなか難しいのではないでしょうか。

この専門用語、もともとは中古カメラの業者間で通じていた用語やカメラ店の値札などに書かれていたものが専門用語として定着したという経緯もあってか、簡略化された言葉が多く、一見何のことか分かりにくいものも少なくありません。

もちろんそのような用語を知らなくても、お店の方に質問するのもいいとは思いますが、知らないよりも知っていたほうがよりスムーズに商品の状態を理解できますし、より「カメラ通」に近づくことができるのではないでしょうか。

そこで、今回と次回は、こうした中古カメラ・レンズのコンディション(程度・状態) を表す専門用語をご紹介したいと思います。

第一回目は【レンズ】編と題して、主に交換レンズのコンディションを表す用語について説明させていただきます。

レンズ外観のコンディション用語

まずはレンズの外観のコンディションを表す用語から見ていきましょう。
外観の状態=見た目だけの問題という風に思われがちですが、外観の状態によっては、写りに影響のある場合も大いにありますので、しっかり注意してみましょう。

アタリ・ヘコミ

dent

カメラのボディや交換レンズの鏡胴などに、本来はない欠損があること。ほとんどの場合、ぶつけたり落としたりして何かに当たったことでできます。交換レンズの場合は鏡胴先端などに見受けられることが多いです。多くの場合、レンズを落としたり、勢い良く何かにぶつけてしまったことによってできます。

「ヘコミ」は「アタリ」とややニュアンスが異なり、アタリが機材の部分的な欠損であるのに対し、ヘコミは機材の一部が歪んだり曲がったりなど、その形状が変わっていることを指す場合が多いです。

この「アタリ」「ヘコミ」がある機材を選ぶ際の注意点は、アタリ自体というよりは「凹みができてしまうほどの衝撃が加わったこと」にあり、機能的に不具合が発生している可能性があるので、目視や動作確認のほか、販売店の店員にもその影響や状態をよく聞く、また、可能であれば実写確認するなど、できる限りの状態確認をするようにしましょう。

スレ・キズ

スレ

「スレ」は読んで字の如く、擦れたような浅い傷をいいます。「キズ」は少し深めのスレ、というイメージです。擦過によって、塗装が剥がれていることを示す場合もあります。

外観(レンズボディ)上のスレ・キズ自体は写りに影響しません。一般的には「スレ」の多いものは少ないものに比べて安くなるので、外観上のスレが気にならないのであれば、あえてスレのあるレンズを購入するのも悪くないかもしれません。

レンズにおけるスレ・キズの中で、注意しなくてはいけないのが、レンズ表面のものの場合です。これらは多くの場合、レンズに適していないクロスで、あるいは適したクロスでもゴミやホコリが付いたままレンズを拭いたりすることで生じる拭き傷であったり、アタリほどの強さでないにしろ、レンズ表面を何かにぶつけてしまったたりすることによって生じます。

こちらも薄いもの、小さなものであれば基本的には写りには影響しませんが、稀に写りに影響するスレ・キズもあるので、レンズ表面がこうした状態のレンズはできれば避けたほうが良いでしょう。

テカリ

プラスティックボディのレンズの場合、長年の使用で本来とは異なるテカテカとした光沢感が出ることがあります。これは「テカリ」と呼ばれ、プラスチックボディの機材独特の状態用語になります。

レンズ内部のコンディション用語

さて、ここからはレンズの内部の状態について詳しく見ていきましょう。
レンズの内部の状態異常は、そのコンディションによっては写りに直結する部分ですので、よく注意して機材選びをされることをおすすめします。

ホコリ・ゴミ

ホコリ

「ホコリ」は交換レンズを使う上ではある意味避けては通れないものです。どんなに気をつけていても、ごく僅かなすきまやレンズの交換時、あるいは使用時、もしくは撮影時などあらゆるタイミングでレンズの内部に入り込みます。

ただし、よほど酷いホコリの混入が無い限り、写りに大きな影響は出ない場合がほとんどです。ホコリは中古レンズとは切っても切れないものとして、ある程度のラインで割り切って考えることが、中古レンズ選びにとっては大事かもしれません。

「ゴミ」は大きな「ホコリ」というニュアンスを持つ場合が多いです。こちらのゴミの場合、ホコリよりも大きく、ゆえにはっきりとしているため、大きなゴミがレンズ内部に入ってしまった場合には、写真に悪影響が出る場合も少なくありません。

また、ホコリだけでなくゴミが沢山混入してしまっているレンズは、雑な扱われ方をしたり、過酷な環境で使用されていたことがあることを意味します。

ホコリの有無は有る程度の妥協をもって、ゴミの混入はできる限り少ないレンズを選ぶようにしましょう。

バルサム切れ

バルサム切れ

レンズ同士を貼り合わせている樹脂がくもったり、剥がれてしまう現象のことです。古くは「バルサム」といわれる天然樹脂を貼り合わせに用いていたため、「バルサム切れ」といわれるようになりました。

販売年代の古い、いわゆるオールドレンズで見受けられることが多い現象ですが、合成樹脂を使用するようになった現代のレンズでもしばしば発生します。

バルサム切れは、重症になると写りにも大きく影響してしまい、修理ができないわけではありませんが、専門の機材と技術が必要とされも修理するとなると膨大な手間と安くない費用がかかる場合が多いので、よほど手に入れたい、あるいは愛着の有るレンズで無い限り、この状態のものは避けたほうが良いでしょう。

なお、「バル切れ」とか、単に「バルサム」という表記をしているお店も存在します。

カビ・カビ痕

カビ

交換レンズの状態異常で最もやっかいなのがカビです。

特に夏場、高温多湿となる日本では、保存場所によってはあっという間にレンズにカビが生えてしまいます。

発生初期のカビであれば多くの場合、清掃でキレイに取れるが、コーティングまで浸食してしまうようなカビだと、その痕が残ってしまう場合がほとんどなので、非常に厄介です。

「カビ」はその名のとおりカビが発生してしまっている交換レンズを示すことが多く、「カビ痕」は、清掃はしてあるが、カビの浸食でその痕が残ってしまっていることを示します。
このカビも大きくなってしまうと写りに影響しますし、最悪の場合、レンズとしての機能を果たせなくなるケースも少なくありません。

一般的にこうしたカビの生えたレンズは、販売・買取の双方で値段が大きく下がる傾向にありますが、リスクを考えると手を出さないほうが無難です。

ちなみにカビの生えた交換レンズは、カビが他の交換レンズに移らないように、できる限り隔離して保管することをオススメします。

以前弊社にて執筆させて頂いた、コラム『今だから知っておきたい!正しいケアと保管方法で大切な機材を守ろう! 』にて、カビの防止方法について詳しく説明をさせていただいております。よろしければご覧下さい。

コラム『今だから知っておきたい!正しいケアと保管方法で大切な機材を守ろう! 』

クモリ

くもり

一般的にレンズが透明クリアでなく、曇っている状態のことを指します。

極薄いクモリなら描写にさほど影響しませんが、多くの場合、解像感やコントラストの低下などを招きます。

このクモリ、ホコリやカビと異なり、清掃しても取れないことがほとんどで、最終手段としては専門業者に依頼して、くもっているレンズを交換するか、研磨を行うしかない、かなり面倒な状態異常です。

よほど欲しいもので無い場合を除いて避けたほうが無難でしょう。どうしても欲しい交換レンズにクモリがある場合、可能ならば店頭で実写確認させてもらうようにしましょう。

なお、クモリうっすらとレンズ全体に発生したり、レンズ周辺部に発生するなど様々で、古い交換レンズの場合、研磨で対応するしかありませんが、費用もそれなりに嵩むことを覚悟しなければなりません。

コバ落ち・コバはげ

コバ落ち

レンズの端面(切り口)をコバといい、通常その部分は墨や黒い光学用塗料などが塗られ、鏡筒に組み込まれています。しかし、何らかの原因で塗料が劣化し、円周状に白い輪っかや白い粒上の斑点が現れることを「コバ落ち」あるいは「コバはげ」などといいます。

描写に大きく影響することはあまりありませんが、コバ落ちは見た目にあまりいいものではないし、中古のレンズ市場では欠点として扱われます。よって、見た目さえ気にならなければ、コバ落ちのレンズを安く手に入れるのも一つの手かもしれません。

AF不良・AF異音

AF異音

「AF不良」はオートフォーカス機構を備えたレンズ特有の状態異常になります。不調の原因は様々で、落下などによる外部的要因だけでなく、ケーブルの断線などの内部的要因などが挙げられます。

このAF不良が発生してしまうと、AF操作時にピントが合わなくなってしまうなど、写りに悪影響が出てしまう場合もあります。また、ピントが前や後ろにズレてしまっている場合などもあり、こうした場合にはメーカーへの修理依頼が必要になってきます。

言葉の通り、AF機能に不具合が発生しているので、もちろん写りにも影響してしまいます。「マニュアル撮影しかしない!」という猛者もいらっしゃるかもしれませんが、レンズの機構に不具合が発生している異常、こちらもよほど欲しいレンズでない限り手を出さないことをおすすめします。

また、オートフォーカス自体は正常に動作しますが、動作時に本来発生するはずの無い異音がすることがあり、これは「AF異音」と呼ばれます。

こちらは、AF不良を併発していなければ写りに影響はありませんが、使用時のノイズは以外に気になりますし、静かな場所での撮影の場合、周りに迷惑がかかることもあります。

また動画撮影時にこうしたレンズを使った場合、動画の音声にこの異音が入り込むことも有りますので、こちらはレンズの用途に応じて取捨選択の材料にしたいコンディションの一つです。

絞り羽根油染み

油染み

その名の通り絞り羽根に油が染み出す、古いレンズに多く見られる現象です。個体差はありますが、古いレンズの宿命と呼べる問題でもあります。

絞り羽根の油は温度変化に弱く、高温の場所に保管したりすることによって発生しやすくなるようです。(逆に低温すぎて低湿度だと固着するので、低ければいい、というものでもないところが厄介です・・・)

こちらの不具合については、レンズを分解して清掃、再度注油するのですがバルサム切れと同じく専門的な技術と機材が必要になり、大きな手間と費用がかかります。

また、清掃・注油後も再度油が染みだしたり、絞り羽根の動作が不安定になったりする可能性もありますので注意が必要です。

黄変

黄変

黄変(おうへん)とは、黄色く変色することですが、その性質や変色する理由は様々です。 身近なものだと、ナイロン製品や絹製品などの衣類が挙げられるでしょうか。

この黄変はカメラ用レンズにも発生します。

数あるレンズの中でこの「黄変」の現象が顕著に現れるのは、「アトムレンズ」と俗称される「酸化トリウム入りレンズ」に限られています。これは1965年ぐらいから広く使われ始めた光学ガラスで、高屈折率と低分散を両立させた高性能ガラスで、今日のEDレンズのようなものです。

「黄変」はアトムレンズである以上諦めなくてはならないものであると考えられてきましたが、近年は黄変したレンズに対して紫外線を照射することによって、それを消すことができることも分かってきましたが、何もしなければ、カラーバランスが狂ったり、露出が余計に必要なほど著しく着色してしまうため、注意が必要です。

コーティング剥がれ

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「コーティング剥離」、「コーティング落ち」などとも呼ばれます。
コーティングの施されたカメラレンズはレッド、グリーン、イエロー等様々な色に輝いて見えます。でもコーティングが剥がれると輝きがなくなり、部分的に剥がれると目で見て剥がれが確認できます。

レンズはコーティングが剥がれると、レンズとしての性能が損なわれ価値が大きく下がります。コーティングはその見た目だけでなく、レンズの光学性能に大きく寄与しているため、写りにも当然影響が出るからです。

コーティング剥がれの無いレンズを選ぶのはもちろんのこと、手入れの仕方にも注意が必要で、特にマルチコートのレンズの清掃時にはホコリを良く落とし(キズ・スレの防止にもなります。)アルコールではなく、無水エタノールを使用するようにしましょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

レンズ選びの際、こうしたレンズのコンディションを示す用語を理解しておくと、自分でレンズの良し悪しが判断できるだけでなく、商品説明文や販売員の方の話などもより深く理解できます。

また、こうした知識をつけることによって、いい機材に出会う確率は格段にあがります。豊富な知識を武器に、皆さんがより良い機材に出会って、すばらしい写真を撮ってくださることを楽しみにしています。

次回は、中古カメラがもっと楽しくなる!コンディション状態用語集【カメラ編】を予定しています。ぜひお楽しみに!

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