あなたの写真が劇的に変わる!? 単焦点レンズの魅力と特長  

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あなたの写真が劇的に変わる!? 単焦点レンズの魅力と特長

2016/7/16

単焦点トップ

2012年に市場規模でコンデジを追い抜いて以来、名実共にカメラ市場のメインストリームとなっているレンズ交換式カメラ。現在使っている方々はもちろんのこと、「次に買うならミラーレスか一眼レフが欲しい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?

初めてミラーレスカメラや、デジタル一眼レフを購入する場合、一番広角域から望遠域までカバーしたズームレンズキットを手に入れる事が多いのではないでしょうか。風景を広々と写す広角から、遠くのものを大きく写す望遠域までカバーした高倍率ズームレンズは旅行や日常スナップ撮影では重宝しますし、1本で2役も3役もこなすので利便性は抜群です。

ただ、写真撮影に慣れてきて、レンズを使った「描写やボケ」にこだわりたくなってきたとき、最もオススメするのは、単焦点レンズです。ズームレンズに加え、単焦点レンズを使えば、あなたの写真が劇的に変化すること間違いなしです!

トップの画像のような背景が大きくボケた、「一眼レフっぽい写真」ってありますよね。これは単焦点レンズの得意な表現で、ズームレンズで撮れないこともありませんが、やはりこういった写真を撮るには、単焦点レンズが最も適しているといえるでしょう。

そのほかにも、単焦点レンズはズームレンズと違って自分の足で構図を決めることになるので、いつのまにか画角が自然と身につき写真が上手くなる、など隠れたメリットがたくさんあります。

そこで本日は、この交換レンズの基本でもあり、しかしなかなか奥深い単焦点レンズについてお話をさせていただきます。

単焦点レンズって何?

2番目

ご存知の方も多いとは思いますが、今一度単焦点レンズの定義について確認しておきましょう。

単焦点レンズとは、焦点距離が固定のレンズを指し、ズームレンズのようにレンズをクルクル廻して伸び縮みすることもなく、ファインダーから見える範囲は常に一定であるレンズのことです。

レンズには様々な数字やアルファベットなどのいわゆる製品情報が書いてあり、その中に○○mmという数字があります。この数字が、50mmや30mm など1つの数字だけならそれは単焦点レンズです。

ズームレンズは16mm-85mmなど焦点距離の範囲が書いてあります。また、その隣にF値も書いてあるはずです。1.8や2.8、3.5-5.6などです。この数字がF値であり明るさの単位です。単焦点レンズはF値は固定であることも特徴です。

この単焦点レンズ、具体的に言えば、50mmの単焦点レンズであれば、50mm以外は使えないのです。

つまり被写体を大きく写したいときは、自分が被写体に近づくほかありません。言い換えれば、撮影する範囲を変えるには、自分で一歩近づいたり一歩下がったりして画角を決める必要があるのですね。

従って、レンズを廻せば簡単に撮影する範囲を変えられるズームレンズの利便性は全くありませんが、それでもそれに勝る描写力や写真の楽しみを味わうことができます。

単焦点レンズの魅力

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単焦点レンズは、上に書いたとおり、ズームレンズと違い画角は常に一定です。

もっと広角で撮りたい、もしくはもっと望遠で撮りたい!と思ってもレンズの機能に頼ることはできません。

自分の足で動きまわり、しゃがんだり背伸びしたり、被写体に下がったり近づいたりします。一見不便なようにも聞こえますが、こうして身体を動かすことによって撮った写真は、ズームリングを操作して撮影した写真とは一味違ったダイナミックなものになります。

また、何度もその単焦点レンズで撮影していると、そのレンズの画角が身についてファインダーを覗く前に映る範囲やアングルが自然と身についてるようになります。

背景がボケて被写体がくっきりと写り、被写体の魅力を十二分に表現できるのが、単焦点レンズのいいところです。さらに、F値をいじったり、被写体との距離を前後させることでいろんなボケ写真が撮影できます。ボケのコントロールがうまくいけば、スマホやコンデジでは撮れない綺麗な作品がたくさん撮れることでしょう。

また、単焦点レンズに慣れてくれば被写体との距離感や映る範囲の感覚が身についてきます。ふとしたタイミングに撮った写真が、そのままイメージした通りの写真に仕上がる、自分とカメラの一体感。この感覚は、ズームレンズだけに頼っていては、なかなか身につかない感覚でしょう。自分の足で被写体との距離をコントロールすることで、写真撮影のの楽しさ、面白さが倍増するでしょう。

ズームレンズとの違いは?

次に、機材としてのズームレンズと単焦点レンズの違いについて少し説明させていただきます。レンズの仕組みを理解しておけば、レンズ選びや撮影においても役に立つことが多いと思います。

ズームレンズと単焦点レンズの違いは大きく分けて3つあります。これは言い換えれば、ズームレンズに比べた単焦点レンズのメリットと言うことができます。

レンズの構成がシンプルなため、小型で軽量であることが多い

持ち運び

レンズ交換式カメラを使っていく上で、思いのほか重要になるのが「携行性」です。高性能の一眼レフはほとんどが1kgを超えますし、用途に合わせてレンズを複数持ち歩くようになれば、荷物の重さはかなりのものになります。

クルマで移動してその場で撮影、というシチュエーションであれば機材の重さはそこまで気にならないかもしれませんが、山や海などのアウトドアシーンや、車の乗り入れができない場所、街中、また公共交通機関を使って移動する場合などを考えれば、機材の重量はなるべく少ないに越したことはありません。

また、街中で散歩がてらスナップを撮ろうとしたときにも、大きく重たく、そしていかにも目立つズームレンズよりも、コンパクトで軽い単焦点レンズのほうが気軽に持ち出せることは大きなメリットといえるでしょう。

ズームレンズより開放F値が小さい

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レンズの絞りをもっとも開いた状態のことを「開放絞り」といい、そのときの絞り値(F値)を開放絞り値(開放F値)といいます。

F値は、レンズを通って撮像素子上に写る像の明るさを表し、開放F値が小さいレンズは、開放F値が大きいレンズよりも撮像素子上に写る像を明るくできます。

開放F値の小さいレンズを「明るい」レンズというのは、ここに由来します。
単焦点レンズはこの開放F値の小さなものが多いのが2番目の特長です。(もちろん例外はあります。)

撮像素子上に写る像が明るくなると、その分シャッタースピードを速くしても適正露出にすることができるため、開放F値が大きいレンズではブレしてしまうようなシーンでも、開放絞り値が小さいレンズではブレずに撮影することができる場合があります。

また、F値が小さいほど、被写界深度が浅くなり、背景などのボケを大きくできます。ズームレンズと比較して、単焦点レンズは同じF値で撮影しても被写界深度を浅めになるレンズが多い傾向にあるので、大きくきれいボケを作り出すことができます。

大きく美しいボケと描写力

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そして、単焦点レンズの最大の魅力となるのがその「描写力」です。ズームレンズは一定の焦点距離を写す、というその特性上、どこか1点のみに特化して画質を追求することができません。

一方、単焦点レンズは、ズームレンズとは異なり、たった一つの画角の画質を追求して設計されたレンズであるため、非常にすぐれた描写力が得られるのです。ズームレンズでも高性能タイプのものは用意されているが、同等のクラスの単焦点レンズであれば、間違いなくその上をいく描写力を発揮してくれます。

空気感や奥行感などの表現も得意なので、単焦点レンズで撮影した写真は先に述べたようないわゆる「一眼レフっぽい」、ひと味違った写真に仕上がるのです。

単焦点レンズの欠点は?

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単焦点レンズも万能レンズというわけではありません。高い描写力や明るいF値、携行性の高さなど、多くのメリットを享受できる代わりに欠点もあります。

中でも最も大きなデメリットは、「焦点距離が限定されている」単焦点ならではの弱点でしょう。

焦点距離が一つに限られているため、自分の足で被写体に近づいたり、遠ざかったりして、撮影のポジションを変えなければならないことは先に述べたとおりです。

また、例えば、自分が被写体まで近づくことができないシチュエーションや、被写体(例えば、動物園の柵の向こうの動物や、川の向こう側の花、近づくと逃げられてしまうような昆虫や動物たちなど。1本の単焦点レンズだけではどうしてもまかない切れないシーンが出てくるでしょう。

そうなってくると、被写体やシーンによって異なった焦点距離のレンズを複数用意する必要ができてきます。

ズームレンズに比べれば安価で軽量、コンパクトなレンズですが、あらゆる焦点距離のレンズを全て単焦点で揃えるとなると、予算的にも、持ち運び的にも、不可能に近いといわざるを得ません。

よって、交換レンズを全て単焦点レンズで揃える必要はなく、50mmだけ単焦点を揃えて他の焦点距離はズームレンズでカバーする、という人も多いです。
自分の最も好きな、あるいは撮りたい焦点距離や、写りの気に入った単焦点レンズと、ズームレンズを組み合わせて使うのが、最もスマートな単焦点レンズの使い方でしょう。

おすすめ単焦点レンズ

少しずつ単焦点レンズのことが好きになってきたのではないでしょうか?ここで、これから単焦点レンズを使ってみたい!という方に、オススメの単焦点レンズを2本ご紹介させていただきます。

Canon EF 50mm f/1.8 II

Canon EF 50mm f1.8 II

1万円を切る価格で購入できる点が魅力的なの小型・軽量な標準レンズ。キヤノンユーザーはこのレンズから交換レンズの魅力に取り付かれ、レンズの世界にのめり込むことから、沼レンズと言われているとか。値段が安いことも手伝って常にレンズ販売ランキングに顔を出すこともある人気のレンズです。

プラスチックボディーで高性能とは言いがたいですが、初めての単焦レンズとしてはかなりのおすすめレンズです。

中古カメラのファイブスターカメラ Yahoo!店のCanon製レンズ販売ページはこちら

Nikon AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G

Nikon AF-S NIKKOR

開放F1.8の明るさを実現した、焦点距離28mmの広角単焦点レンズです。
一般的に広角レンズは、周辺部が流れてしまう傾向がありますが、「AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G」は焦点距離28mmの広角レンズでありながら、そういったことが一切なく、写真全体でシャープな描写が得られます。さらに、クリアで立体感のある写真に仕上がっているのも見逃せない。そして、単焦点レンズらしく、写真の隅々まで明るく、ヌケのよい描写が一番の魅力です。

中古カメラのファイブスターカメラYahoo!店のニコン製交換レンズ販売ページはこちら

純正だけじゃない!サードパーティの単焦点レンズ

シグマタムロンそろい踏み

単焦点レンズに限った話ではありませんが、レンズには純正レンズとサードパーティレンズと呼ばれるグループがあります。

カメラ本体のメーカーが製造するレンズを純正レンズ、レンズ専門メーカーが製造するレンズをサードパーティ製レンズと言います。前者は例えばニコン、キヤノンであり、後者はタムロン、シグマといったメーカーです。

また、先にご紹介したニコン、キヤノンだけでなく、カメラメーカー各社のマウント用に商品がラインナップされているので、お使いのカメラによって、使えるレンズが限定されることもほとんどありません。

傾向としては、サードパーティ製レンズのほうが安価で、特に、シグマのARTシリーズのような最新レンズラインナップは純正のレンズ性能と同等かつ値段が安いと評判です。

また、珍しい焦点距離や特徴をもった製品もサードパーティレンズの醍醐味ですので、純正にこだわらず、たくさんのレンズで遊んでみるのも面白いかもしれませんね。

中古カメラのファイブスターカメラYahoo!店のシグマ製交換レンズはこちら
中古カメラのファイブスターカメラYahoo!店のタムロン製交換レンズはこちら

さいごに

さいごに

いかがでしたでしょうか?

小型で軽量であることが多いため、常用レンズとして日常から大活躍すること間違いなしの単焦点レンズ。

特に力を発揮するのは、早朝や夕暮れ、室内など太陽光が届かないような薄暗い場所や時間帯です。もし現在、ズームレンズを使っていて、なかなか思ったように撮れない・・・そんな時はズームレンズから単焦点レンズに切り替えてF値を小さくして撮影してみてください。ズームレンズではピンぼけが量産されるシチュエーションでもスムーズに撮影できるはずです。

どれだけ安い単焦点レンズでも、キットレンズと比較すれば描写性能は一つ飛び抜けているはずです。また、最初のうちは、どうしても便利なズームレンズを持ちだしてしまいがちですが、単焦点レンズを使い続ければ写真の腕前は必ず上達することも間違いなしです。

「交換レンズを買ってみたいけど何から買えばいいのかな」という初心者の方、「ズームレンズで撮る写真にはなんだか満足できないな」という、一眼レフ・ミラーレス機に慣れてきた中級車の方、「最近単焦点から遠ざかっているな」という上級者の方、ぜひ単焦点レンズをあなたのレンズのラインナップに加えて出かけてみてください。

ファインダー越しに、今までと違った世界が必ず見つかるはずですよ。

高値買取中の商品

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ファイブスターカメラではオールドレンズに力を入れていますが、その他のあらゆるカメラレンズも他店より高値で買取しています。高値買取対象商品の一部を公開中なので、よろしければご覧ください。公開していない商品もございますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。もちろん今回ご紹介した単焦点レンズも他店圧倒価格にて大好評お買取中です。

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