高いのにはワケがある。Leicaお値段トップ5【ライカカメラ・現行品編】  

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高いのにはワケがある。Leicaお値段トップ5【ライカカメラ・現行品編】

2016/5/22

ライカさいご

とにかく高い!?ライカのカメラ

世界で最も多く愛されているカメラと言われるライカのカメラ。皆さんにとって、ライカとはどのようなカメラでしょうか?

機能としては、キヤノンやニコンなどのカメラの方が良いという声もありますが、「ライカ」に憧れている人は何十年も変わらず大勢います。

写した写真の味わいや、道具というよりももはや芸術品と言えるレベルの造形美・・・などなど、その魅力はライカユーザーやライカにあこがれる方々(もちろん私もそのうちの一人です。)一人ひとり異なると思います。

そしてライカの話をするときに、やはり避けては通れないのがそのお値段。他社のカメラに比べ桁外れに高いその値段も、もはや一つの個性といえるのではないでしょうか?

1930年代~1940年代ごろには「ライカ1台あれば家が一軒建てられる」と言われたほどで、例えばアサヒカメラ1939年11月号に掲載されているライカIIIaクローム+エルマー50mm f/3.5の価格は820円、ライカIIIaクローム+ズマール50mmF2は1,200円でした。

この当時は、小さな家であれば500円で建てられ、場所にもよりますが1,000円あれば、東京で土地付き一軒家が購入できる時代でした。

もちろん、当時「カメラ自体の値段が高かった」ということや、第二次世界大戦の開戦によりドイツからの輸入が困難になって価格が高騰した時期であること、東京の土地が今よりもはるかに安価だったことなど、複合的な要因はありますが、それでもライカのカメラが非常に高価であることは十分にお分かりいただけるかと思います。

さて、今回はそんなライカの驚きのお値段に焦点をあてて、お話をしてみたいと思います。

なお、今回スポットを当てるライカは、現在もお店で購入できる現行品に限らせていただきます。(ご紹介するカメラのお値段はすべて、直営店での販売価格を元にしています。)

そして、限定品や贈呈品、スペシャルエディションと称されるレンズセットなどについても今回はランキングの対象外とさせていただき、純粋にボディのみのお値段でランキングを付けさせていただきました。ただでさえ高価なライカ、限定品ともなると、お値段は天井知らずといっても過言ではありませんから・・・。

それではライカカメラの、ビックリのお値段とすばらしい魅惑のカメラの数々をぜひご堪能ください。

Xシリーズ唯一のズーム機「X-VARIO」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ライカXシリーズは、APS-Sサイズの大型センサーを搭載し、“Made in Germany”を謳う高級コンデジです。また往年の名シリーズであるMシリーズと比べても、その性能や表現力は勝るとも劣らず“Mini-M”として、広く愛されているシリーズです。

このX-VARIOは、Xシリーズ唯一のズーム機となります。(他のXシリーズは全て単焦点レンズを搭載しています。)

レンズ一体型ズームコンパクト機としては世界初となる1620万画素のAPS-Cセンサーを搭載しています。レンズは35mm換算で28~70mmとなり、広角から中望遠まで様々なシチュエーションで使えるなど、高いレベルで実用性と優れた描写力を備えた一台です。

ボディデザインは、ライカX1、ライカX2がスクリューマウントのバルナック型ライカを彷彿させたのに対し、ライカXバリオはM型ライカの雰囲気を感じさせる外観になっています。特にそれを感じられるのがトップカバーで、シャッターダイヤルやシャッターボタンなどの操作部より、アクセサリーシュー側が一段高くなっており、光学ファインダーこそないものの、M型ライカに近いデザインと感じられるのはこの部分の影響が大きいです。

トップカバーはアルミニウムのブロックからの削り出しで、高級感はタップリ。
M型ライカに比べるとやや安価ではありますが、そのお値段、35万1,000円です。

完全機械式のフィルムライカ「M-A」

MA
続いてご紹介するのはM-Aです。

M型ライカは1954年のM3の誕生以来、その外観をほとんど変えることなく現在まで続いてきました。また、ライカ自体フィルムカメラの発売を10年以上してこなかった2014年、突如として発売されたのが、このM-Aです。

往年のカメラファンを驚かせたこの発売には、Mシリーズが2014年に発売60周年を迎えたことが大きく関係しています。

このM-Aは2003年発売のライカMPをベースにしつつ、そこから露出計をオミット。それにより、電子機器を一切搭載していない「完全機械式」のカメラとしていわば究極の形を実現しました。

これはライカに限った話ではありませんが、数少ない現行機のフィルム機としてその存在感を放っています。

お値段は前述のX-VARIOに倍近い差をつける62万6,400円となります。

新世紀のM型ライカ「M」

m
デジタル全盛時代の新たなM型ライカとして発売されたのがこのMです。旧来のM型ライカと外観も大きく変えつつも、レトロな雰囲気はそのままにCMOSセンサーの採用や、ライブビューや動画撮影といった最新のデジカメの機能を搭載。

この大きな変化からは、Mシリーズ初代機M3から連綿と受け継がれてきた「M+数字」のネーミングの伝統もいったん断ち切り、「M」一文字とし、新たな時代の一台として再出発をしようというライカの企業としての意気込みが感じられます。

一方で、バッテリーやメモリーカードを出し入れするのにフィルム交換のように底ブタを開ける必要があるなど、往年のM型シリーズに敬意を表したつくりが随所に見受けられるのには、思わず「ニヤッ」としてしまいます。

M8でデジタルになり、M9でフルサイズセンサーを搭載。そしてこのMはライブビューや動画という、新たな領域へ進んだことを端的に表しています。

ライカの伝統への敬意と革新とが同時に堪能できるこのM、お値段は93万9,600円になります。

ここまで来ると、「ライカ1台あれば家が一軒建てられる」とまではいきませんが、手ごろな軽自動車であれば買えてしまう、驚きのお値段ですね。

日常をモノクロで切り取る「M MONOCHROM」

monochrom
4台目にご紹介するのは、M MONOCHROMです。「モノクローム」の名の通り、こちらはモノクロ撮影しかできない白黒専用機となります。

驚くべきは、これが数十年前のフィルムカメラではなく、カラー表現が大前提のデジカメ全盛の現代2012年において発売されたデジカメであること。

「モノクロに特化して写真の芸術性を探求する世界初のデジタルカメラ」とし、新開発のモノクロ撮影専用撮像素子を搭載しています。
この撮像素子は、受光素子で受けた光の情報を「全て」階調に反映できるため、シャープでノイズの少ない、解像感たっぷりの画像が得られます。

外観上の最も大きな特徴は、どこにも「Leica」のロゴがないことです。M9では赤丸のライカバッジがボディ正面に付いていましたし、M9-PにはトップカバーにLeicaのロゴが入っていました。ところがMモノクロームは、そのどちらもないのです。

よく見ると、背面に「LEICA CAMERA MADE IN GERMANY」の刻印がありますが、これもボディと同じ黒色。そのボディ自体も艶の無いマット調の仕上がりです。

色味を極限まで廃した、無記名の真っ黒なこのM MONOCHROMからは、白黒写真に特化したカメラであるその自負がありありと伝わってきます。

21世紀に現れた異色の白黒専用機、M MONOCROMのお値段は、100万円の大台を目の前にする、97万2,000円です。

プロフェッショナルのためのデジタルM「M-P」

m-p
いよいよ現行機第一位のお値段を誇る機種の発表です。堂々の第一位に輝いたのは、M-P。M3を使うプロカメラマンの求めに応じたデジタルレンジファインダーカメラです。

旧モデル「ライカM9」に対するアップデートバージョン「ライカM9-P」などと同様、前面の赤いライカロゴを省略し、トップカバーに筆記体ロゴを配するといった外観上の変更も含め、やや控えめな外観になっています。

これは、プロの道具としてミニマルさをコンセプトにあらゆる装飾を排除した「プロフェッショナルとしての矜持」が見て取れます。

一方で、カメラ機能はイメージセンサーなどの基本仕様は「M」のスペックをそのまま引継ぎつつ、バッファが1GBから2GBに増量され連写性能をアップ、また、ブライトフレーム切り替えレバーを新設するなど、着実な進化も遂げています。

第一位のプロフェッショナルデジカメM-P、お値段は大台突破の107万7,840円です。

ライカはレンズのお値段も段違い!

のくちるっくす

少し話はそれますが、ライカがここまで世界中の方々に愛される理由として、抜群の性能を誇る豊かなレンズ群が挙げられます。

中でも、今回どうしてもご紹介したいのは、NOCTILUX-M 50mm f/0.95 ASPHです。2012年に発売されたこのレンズは、「人間の瞳より明るい」というf/0.95という凄まじい開放F値を実現しています。

過去にもこの明るさを実現したレンズはありましたが、ローパスレス2000万画素オーバーのボディでピントピークがシャープに写るその性能は唯一無二といえます。

ちなみにこのNOCTILUX-M 50mm f/0.95 ASPHはその価格も凄まじく、なんとここまで紹介してきたカメラを上回る130万円を超えるお値段となっています。

このモンスターレンズを上手に使いこなすには、これまでにご紹介した「M」、もしくは「M-P」が最も適切だと思います。なぜなら、開放のピントはまさに薄紙一枚。ライブビューまたはEVFが無いとまともにピントを置くことすら難しいからです。

高価なカメラではありますが、今後もどんどん発売されるであろう、こうした超高機能レンズを使いこなしていくには、必需品といえるのではないでしょうか?

番外編:意外にお手ごろ!お求めやすいライカ

C
いかがでしたでしょうか?まさに文字通り、目が飛び出そうなカメラとレンズばかりでしたね。かつて私もライカに憧れ、その値段を知って「こんなのいつまでたっても買えないじゃないか・・・」と、愕然とした記憶があります。

ライカは高所得者向けか、カメラに全てを捧げた人だけのものなのでしょうか?

いえいえ、そんなことはありません。「ライカはとにかく高い!!!!」こんなイメージが選考しがちですが、実はお手ごろな価格で購入できる機種もあるのです。

このCはまさにその代表格。ポケットに入るほどのサイズでありながら、ズーム比7.1倍という高倍率ズームと高精細EVF搭載で、その性能は折り紙つき。アウディによってデザインされたフォルムはM型ライカの趣もどこなく感じさせてくれます。

ライカのエッセンスを気軽に、おしゃれに楽しめる、「ファーストライカ」にぴったりなC、お値段はお手軽な8万8,560円です。

高級機種はそのお値段に十分に足る、最上の機能を備えていますが、お求めやすい機種もあるライカ。まだ手に取ったことの無い方はぜひ一度、その伝統と性能を体験してみてはいかがでしょうか。

高値買取中の商品

ライカトップ
ファイブスターカメラではオールドレンズ、フィルム機に力を入れていますが、デジカメも他店より高値で買取しています。高値買取対象商品の一部を公開中なので、よろしければご覧ください。公開していない商品もございますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

Leica(ライカ)のデジタル一眼レフカメラ本体の買取注力品(一例)

Leica(ライカ)のフィルム一眼レフカメラ・レンジファインダーカメラ本体の買取注力品(一例)

Leica(ライカ)の交換レンズの買取注力品(一例)

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