2016年版!おすすめコンパクトデジタルカメラ5選+1選  

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2016年版!おすすめコンパクトデジタルカメラ5選+1選

2016/4/15

コンデジアイキャッチ

コンパクトデジタルカメラ(以下、コンデジと表記)のジャンルでは、カメラメーカー各社とも非常に苦戦をしています。言うまでもなく、携帯電話やスマートフォンのカメラの性能向上により、差別化の難しい、より一般的なコンデジがすっかり食われてしまっているためです。

このためカメラメーカー各社とも、スマートフォンのカメラとはいかに違う部分を打ち出せるか、の部分を重要なテーマとして新しい機種を開発しています。その結果として、以前からある「普通の」普及型コンデジのモデル数は大幅に減少しました。メーカーによってはそのようなタイプのコンデジを完全に終息させてしまったメーカーもあります。

現在コンデジで生き残っているのは、スマートフォンのカメラにはない光学ズームの特徴をより進めたカメラのネオ一眼や旅カメラ、画質面やボケ描写などの面で差を作りやすい1型などの大型イメージセンサー搭載機種などがメインとなります。

今回の記事ではお勧めコンデジとして、今、コンデジ市場では最も熱い競争の場となっている1型センサー搭載コンデジを紹介します。

キヤノン

キヤノンは大型センサー搭載のコンデジとしてPowerShot G1Xシリーズを発売していましたが、1型センサー搭載機の投入はやや遅れてPowerShot G7Xが最初の機種でした。ですが、そのG7Xが好評と見るやその後の対応は速く、一気に4機種を展開する形になっています。

PowerShot G7X MarkII

g7x ii初代のPowerShot G7Xが本体内蔵のEVFをオミットしたことで、1型センサー搭載のコンデジとしては比較的手の出しやすい価格を実現したこともあり、かなりの好評を博したようです。これを受け継ぐ形で、初代G7Xに関するユーザの不満点を地道につぶしてきたと思われるのが、2代目となるPowerShot G7X MarkIIです。

ボディーはわずかに大型化し重量も増えていますが、サイズは小さめなもののグリップも付くなど、初代のボディーのホールドのしにくさを解消してきました。また、チルト式の液晶は下方向へのチルトも可能になり、ハイアングル撮影が楽になっています。液晶モニタもタッチパネル化して操作性を向上させています。

ですが最大の改良点は、映像エンジンが新世代のDIGIC 7に代替わりしたことでしょう。処理性能の向上により、高感度時のエッジノイズなどの低減が明確にうたわれています。また、小絞り時の回折現象による解像感の低下も軽減できるとのことです。

手振れ補正機能は従来のジャイロセンサーの情報に加えて、イメージセンサーからの映像信号も加味することで補正能力を強化してきています。

メニュー画面はEOSシリーズとの統一を図り、EOSと併用するユーザの利便性を高めています。

PowerShot G9X

canon powershot g9x
カメラの基本的な機能は好評だったPowerShot G7Xのものを引き継ぎつつ、より小型軽量なボディを実現したカメラがPowerShot G9Xです。

サイズ面では、1/1.7型センサー搭載のキヤノン製高級コンデジ、PowerShot S120とほとんど同じサイズ・重量を実現した、1型センサー搭載機としては非常にコンパクトなカメラです。

カメラをホールドする際の右手が担当する部分のメカニカルな操作系はある程度省略されていますが、左手で操作するレンズ周りのコントロールホイールは健在。

メニュー操作などはタッチパネルを多用する形になりますが、スマートフォンなどからステップアップするユーザにはそちらの方がむしろ自然に使えるインタフェースとなっているかもしれません。

サイズを優先する関係からレンズのスペックはPowerShot G7Xよりも控えめですが、実用性の高いレンジズーム域を確保しています。

本当の意味でいつでも持ち歩けることを実現した1型センサー搭載コンデジの1台です。

ニコン

ニコンは同社のミラーレス一眼、ニコン1シリーズを1型センサーで展開しています。

ミラーレス一眼としては同社のデジタル一眼レフとは完全にクラス分けをすることが可能になり、その部分ではカメラの機種ごとの棲み分けが上手くいっていました。ですが1型センサー搭載コンデジに関しては、明らかにニコン1シリーズとバッティングする部分が出てしまいます。そういった事情もあってか、1型センサー搭載コンデジの展開にはかなり慎重になっていたように思います。

ですが、2016年のCP+に合わせる形で、一気に3機種の1型センサー搭載機を投入してきました。気合いの入り方はかなりのものです。

DLシリーズ

nikon DL
ニコンが新たに投入した1型センサー搭載コンデジは、広角型のDL18-50 f/1.8-2.8、標準ズームを搭載したDL24-85 f/1.8-2.8、高倍率ズームを搭載したネオ一眼タイプのDL24-500 f/2.8-5.6の3機種です。

予想される価格としては、競合他社製品よりもかなり強気のプライスタグがつけられることになりそうですが、その分、カメラの基本性能はニコン1シリーズ譲りの高性能なものが実現されています。

センサー上に配した位相差画素併用による高速なオートフォーカス、それと合わせて高性能な映像エンジンなどによるAF連動での高速連写を実現するなど、カメラ自体の基礎体力はニコン1シリーズそのものと言ってもいいもので、他社の1型センサー搭載コンデジより頭一つ抜き出た性能を誇ります。

標準ズーム搭載型、ネオ一眼タイプは他社にも似た製品がありますが、換算18mm始まりの超広角までをカバーするズームレンズを搭載した、広角型のDL18-50 f/1.8-2.8は他社にはない、ユニークな存在となりそうです。

荷物のサイズをあまり増やさずに持って行けるカメラとしては、今までは超広角の領域をカバー可能なカメラがほぼ存在しませんでした。DL18-50 f/1.8-2.8は、例えば北海道の広大な風景を出来るだけ広く写し込みたい、といった、風景中心の新たなタイプの旅カメラとなってくれるかもしれません。

ソニー

1型センサー搭載コンデジの先駆けとなったDSC-RX100を開発・販売したのがソニーです。1/1.7型センサーの3倍近い面積を持つ1型センサーを搭載しつつ、従来のコンデジのイメージの大きさにカメラを作り込んできたことに、当時はカメラファンだけではなく競合他社もかなり驚かせる結果となったはずです。

その後、しばらくフォロワーが出ませんでしたが、キヤノンがPowerShot G7Xを出したあたりから流れが変わり始めた感があり、今では1型センサー搭載機がコンデジ市場の最激戦区となっているとも言えそうです。

サイバーショットDSC-RX100M4

サイバーショットDSC-RX100M4
ソニーの1型センサー搭載コンデジで初号機のアイデンティティを守っているのがこの機種です。小型軽量でスタイリッシュなボディーに明るい標準ズームレンズを搭載しています。

今はポップアップ式の高解像度なEVFも備えるようになり、撮影への集中度をより高めることも可能です。また、レンズは競合機種よりも控えめなスペックの35mm換算で24mm~70mm相当のものですが、レンズにはツアイスブランドのものがおごられます。

この世代の機種からは、イメージセンサーに「積層型CMOSセンサー」を搭載することが特徴です。これはイメージセンサーに様々な信号処理が可能な別チップを重ねて貼り付けたようなイメージのセンサーです。

イメージセンサーからの信号の読み出しなどが高速化でき、CMOSセンサーならではの弱点の、電子シャッターでの「ローリングシャッター歪み」が改善できます。また、超高速の電子シャッター、高フレームレート動画(≒超スロー再生が可能)などの撮影も可能になっています。

例えばこの機種では、電子シャッター利用時には最高1/32,000秒のシャッタースピードが使えるようになります。

サイバーショットDSC-RX10M2

サイバーショットDSC-RX10M2
この機種はRX100シリーズの心臓部をネオ一眼タイプのボディーに搭載し、開放F値が2.8固定の比較的高倍率で明るいズームレンズを搭載したカメラになっています。レンズは35mmフルサイズ換算で24mm~200mm相当です。

レンズが望遠側でも明るいものとなっているため前玉の口径がとても大きく、非常にレンズの存在感の大きなボディーに仕上がっているのが外見の特徴です。

こういったレンズの存在感のあるカメラはいかにも「良く写りそうなイメージ」を与えてくれますが、実際レンズの光学性能は高く、カバーする使い勝手の良い焦点距離のレンジとも合わせ、とても実用性の高いカメラに仕上がっています。

レンズなどは先代のカメラからのキャリーオーバーですが、イメージセンサーにRX100M4と同じ積層型CMOSセンサーを搭載して様々な機能が性能アップしています。

ちなみに先日海外では、35mm換算で24mm~600mm相当の25倍ズームを搭載するRX10M3が発表されています。こちらはさすがに開放F値が可変で、F2.4~4となります。レンスのスペックの違いがありますので、RX10M2、M3は併売されるかもしれません。

パナソニック

パナソニックも1型センサー搭載コンデジの投入にやや慎重なメーカーでした。AndroidOSを搭載したちょっと特殊なカメラには1型センサーを採用したりしましたが、一般的なイメージのコンデジ製品がありませんでした。

そんな中、先行する他社とは差別化できる形の、今までにはなかったタイプの1型センサー搭載コンデジを投入しています。

LUMIX TX1

lumix tx1
この機種は、小型のボディーにズーム比10倍のズームレンズを搭載した、1型センサー版「旅カメラ」とも言うべき形に仕上がっています。

レンズの焦点距離範囲は、35mmフルサイズ換算で25mm~250mmと広角よりで、望遠側は最近の旅カメラの流れからするとかなり控えめなスペックとなっています。ただ、一般的な使い途には十分なカバーレンジです。

本体は電源off時には十分に薄くなっていて、それほど高画像度ではありませんがEVFも搭載しています。ただ、その分レンズの開放F値にはしわ寄せが来ており、広角端でもF2.8、望遠端ではF5.9まで暗くなります。

ですが、小型のタイプの1型センサー搭載コンデジよりも一回り大きい程度のボディーに、10倍ズームレンズを搭載するというスペックはやはり魅力があります。

従来の旅カメラではレンズの使い勝手は非常に高かったものの、厳密な部分の画質では我慢が必要なカメラでした。ですがこのカメラならば、画質面での我慢をほとんどすることなく、便利性の高いレンズと気軽に持ち運べるサイズ、重量の両立が可能です。

今後、このタイプのカメラのフォロワーが出るかどうかも注目の集まるカメラとなりそうです。

さいごに

saigoni
ほぼ各社の機種が出そろう形となり、1型センサー搭載コンデジがすっかりコンデジのジャンルの主力に移行した感があります。従来の1/1.7型や2/3型センサー搭載コンデジを完全に置き換えたかたちです。

1型センサーであれば、1/1.7型センサーなどでは若干難しかったスマートフォンや携帯電話のカメラとの差別化が、ほぼ確実に行えることが理由の一つでしょう。また、スマートフォンのカメラで写真を始めたユーザの中のある程度の割合は、スマートフォンのカメラの画質に満足していない、ということの表れでもあると思います。

1型センサー搭載コンデジは、サイズや重量面では実はパンケーキレンズをつけた小型のミラーレス一眼とオーバーラップします。ですが、1型センサー搭載コンデジであれば、ほぼ同じ重量・サイズであってもかなり実用性の高い焦点距離レンジを持つズームレンズが使えます。

より高い画質を取るか、普段使いでの便利性を取るか、その部分がミラーレス一眼に向かうか1型センサー搭載コンデジに向かうかの分岐条件の一つかもしれません。

レンズ交換が出来ない、と考えるとカメラの弱点の印象が強くなりますが、レンズ交換をしなくても良い、と表現すると逆にそこが強みになります。レンズ交換出来ないカメラは、マウント面からカメラ内部へのホコリの侵入を気にする必要がありません。イメージセンサーへのゴミの付着と写真へのゴミの映り込み、そのメンテナンスを心配する必要がなくなります。

高倍率のズームレンズを備えて防塵・防滴性能を持つPowerShot G3Xのようなカメラならば、サイズ感、重量の小ささの助けもあって、最強のフィールドカメラになる可能性も秘めていると思います。

レンズ交換式カメラのユーザでも、今後の動向を注視した方が良いカメラのジャンルが、この1型センサー搭載コンデジかもしれません。

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