レンジファインダースタイル最新モデル「FUJIFILM X-Pro2」の特長  

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レンジファインダースタイル最新モデル「FUJIFILM X-Pro2」の特長

2016/3/17

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プロカメラマンの川窪 葉子さんに記事をご寄稿頂きました!

川窪さんの作品が見られるHPはこちら↓

http://www.yoko-kawakubo.com/

3月3日に富士フイルムから発売されたばかりの新製品「FUJIFILM X-Pro2」の製品レビューをご寄稿頂きました。X-Pro1に代わる新たなフラッグシップ機として、発売前から多くの注目を集めていた機種です。

Xシリーズ伝統のレトロなレンジファインダーカメラを彷彿とさせるデザインを踏襲し、シリーズ史上最高の画質を実現したプレミアムモデルという謳い文句でリリースされた本機種。その詳細をご紹介いたします。

以下本文です。


富士フイルムから3月3日に発売されたプレミアム ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-Pro2」。

新開発の2430万画素「X-Trans™ CMOS III」センサーと超高速の新型画像処理エンジン「X-Processor Pro」を搭載し、階調再現、優れた色再現、低ノイズと高速AFを実現。

「Xシリーズ」史上最高の画質と機動性を実現したフラッグシップモデルです。

2012年2月発売の「FUJIFILM X-Pro1」の後継モデルで、約4年ぶりのモデルチェンジとなりました。

六本木の東京ミッドタウンにある「FUJIFILM SQUARE」の東京サービスステーションで、タッチ&トライしてきました。

X-Pro1のテイストを継承したデザイン

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左:X-Pro1、右:X-Pro2

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各部に61ヶ所のシーリングを施すことで、防塵・防滴・マイナス10℃の耐低温性能が実現。

デザインはX-Pro1のテイストを受け継ぎ、サイズもほぼ同じ。

高強度のマグネシウム合金製のボディだけに、がっしりとした印象でした。

前面

グリップの張り出しが大きくなり、ホールド感がアップ。

グリップの上部にフロントコマンドダイヤルが新しく追加されました。

露出補正ダイヤルを「C」位置にした時、プラスマイナス5段まで補正ができます。

AF補助光ランプは円形から四角形になり、マイクの穴はカメラ上部に移動しています。

上部

X-Pro1にはあるカメラレンズの断面図を模したメーカーロゴが、X-Pro2では省略されています。

背面

背面は大きく変更。AF測距点の選択用のフォーカスレバーが新たに搭載されました。

液晶モニターがボディの左に移動し、X-Pro1では液晶モニター左側に並んでいたドライブ/AE/AF(ゴミ箱と兼用)の各ボタンが廃止。

兼用だったAF-LとAE-Lボタンはそれぞれ独立。

ドライブモードボタンはセレクター(十字キー)の上ボタンと兼用になり、ゴミ箱ボタンは独立してセレクターと液晶モニターの間に設置されています。

メモリーカードのスロットは、ユーザーのニーズに応えて、底面のバッテリーボックスから右側面に独立して設置し、SDカードを2枚挿入できる「デュアルカードスロット」を新採用(共にSDXC/SDHC/SDカード用)。振り分け記録ができるようになりました。

「Xシリーズ」史上最高の画質と機動性を実現

一新された機能について、ポイントをご紹介します。

●Xシリーズ最高となる約2430万画素の新開発APS-Cサイズ「X-Trans™ CMOS III」センサー搭載。

●光学ローパスフィルターレスでのモアレや偽色の発生を抑える、一般的なBayer配列に比べて配列パターンの繰り返し周期が長い独自のカラーフィルター配列。

●新開発の超高速画像処理エンジン「X-Processor Pro」を搭載により、従来比4倍の処理速度で、コマ速最高8コマ/秒を実現(X-Proは6コマ/秒)。操作するうえでのレスポンスが早いと感じました。

●AF測距点は通常で77点、最大273点を選択可能。そのうちの画面中央部49点を通常時に像面位相差エリアとし、「X-Processor Pro」による高速AFが実現。被写体に瞬時にピントを合わせ、ストレスがありません。連写すると高速化したのがよりわかり、AF機能・操作性ともに進化したのを実感しました。
フォーカスエリアの切り替えは背面の 「フォーカスレバー」と呼ばれるジョイスティック状コントローラーで行います。

●高速化によりシンクロ速度も1/160秒から1/250秒にアップし、シャッターの耐久性能は15万回を達成。

●ISO感度は通常で200~12800、拡張で100相当のLから 51200相当のH2まで選択可能。新デバイスの採用と信号処理技術の改善により、さらなるノイズ低減に成功。おかげで超高感度でもノイズのザラつきが少なく、引き締まった黒と滑らかな階調でした。暗いシーンでの撮影に期待です。

●世界唯一の、光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)を撮影条件に合わせて使い分けることができる「アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー」を搭載。X-Pro1になかった「エレクトロニックレンジファインダー」機能が搭載され、OVF使用時に小型EVFが画面右下に表示されるようになり、ピントや露出などをタイムラグなく確認可能になりました。モードは前面のレバー操作で瞬時に切り替えられます。
また視度調整機能を内蔵。アイポイントはX-Pro1の14 mmから16 mmとなり、近視や遠視など目が悪いユーザーも見やすくなっています。

●富士フイルムの強みであるフィルムシミュレーション機能に「ACROS(アクロス)」モードが追加。従来のモノクロモードを凌駕する滑らかな階調、引き締まった黒、美しい質感を再現。

●フィルム写真が持つ独特の粒状感を再現する「グレイン・エフェクト」機能が新搭載。「強」「弱」の2段階から設定でき、すべてのフィルムシミュレーションと併用が可能。プリント時にフィルム写真のような効果を手軽に再現することができます。

世界中のプロから定評のあるXシリーズ。「X-Pro2」は、撮りたい時にさっと取り出して、さらりと撮る姿が似合うのではと思いました。がっしりとしながらクールな印象は、インテリ細マッチョでしょうか。
個人的に撮影で試してみたいのは、グレイン・エフェクトとフィルムシミュレーションACROSの組合せで、ポートレートと雪のなか手持ちで夜の街を撮る。X-Pro2の性能が存分に発揮されたとき、どんな写真が撮れるのか、ぜひ試してみたいです。

(文・写真 川窪 葉子)

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